2022.3.25(金)


15時からリハビリ。


その前のお昼ごろ

家の中で膝折れして尻もちついた父。



私は仕事中で知りませんでした。




家には母しかいない…


父の着ているセーターの首回りを掴み

リビングまで引きずるびっくり


母から聞いた話ですが

父は、母に身を委ねながら

「お母さん、痛いよ…」と

本音を漏らしたそうです



肺気腫で在宅酸素療養中

右足は少し不自由

右目は視力がほぼない…

そして32キロしかない母が

力の抜けた男性を

引きずったとはいえ…

必死さが伝わりました




私は近いとは言え

住まいは別です。



父は数日前から

悩んでいたそうです。


母はそんな父の想いに気づいていた。


「入院してちゃんと治したほうがいいよ」と

父に言ったそうです。



父は

大の病院嫌い。

まあ、好きな人はいませんがガーン


2021.10.27の

救急搬送時も

救急隊員が来ると、意識障害がある中、

頑として動かず

柱にしがみついてまで

拒否したくらい

病院が大嫌いですチーン


父自身は全く覚えてなく

本能だったのか…

と退院後に笑い話になりました照れ




父自身、

突然襲う膝折れ

全然良くならない

先が不安だったんだと思います。



2月に周りがコロナで

リハビリする機会を失い

仕事も休むことになり

外出する頻度が減った途端、

膝折れも増えていった。


取り戻すには

週3のリハビリだけじゃ足りないと

焦りがあったんだと思います。




私がリハビリ立ち会いで

実家に行くと


「俺、入院して頑張ってくるよ」と

ニコニコ笑顔。


「…うん」



父は本気だ。



もちろん、本来の病を誰も知らないので

リハビリ入院するという

父の決意は

背中を押さなきゃ!と思いました。


それに

入院してれば

すぐ検査もしてもらえる。




早速、

担当の方に伝え、調整に入りました。




この日で
父の在宅でのリハビリは最後となりました。