デトロイト美術館展 | 美術大好きミュージシャンのブログ

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UNITED SOUL REUNIONのTAKAによる大人のロックンロールブログ。
音楽のことや美術のことを書いてます。

何気に久しぶりのブログになってしまいました。
今日は前回に続き美術館ブログです。

すでに会期は終了してしまいましたが、上野の森美術館で開催された「デトロイト美術館展」について書きたいと思います。
上野の森美術館はそこまで大きくないけど、綺麗で好きな美術館なんですよね。

展示はそこまで多くなかったですが、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、モネ、ルノワール、マティス、ピカソといった印象派以降の人気の高い画家たちの作品たちでした。
やっぱりこの辺はみんな好きなので安定感ありますよね。

まずは印象派。
ルノワール、ドガ、モネ、ピサロなどどれもすばらしかったです。
特にモネの≪グラジオラス≫ひとつ抜けては美しかったですね。ルノワールの≪白い服の道化師≫はモチーフが男の子という珍しい作品で、印象的でした。

続くポスト印象派はセザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンからヴァロットン、ドニなどもありました。
この辺りは三菱一号美術館っぽいチョイスですね。
東京都美術館の「ゴッホとゴーギャン展」では展示されていなかったゴッホとゴーギャンそれぞれの有名な自画像がここで観れたのも面白かったです。
ゴッホの≪オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて≫が良かった!

そして続く20世紀ドイツ絵画のコーナーからは好みが分かれる癖のある画家たちです。僕はキルヒナーが一番好きですかね。≪月下の冬景色≫は雪山に青や赤系の色が使われていて不思議な美しさがありました。

ラストの20世紀のフランス絵画ではピカソ、マティスが登場。
ピカソの≪アルルカンの頭部≫はピカソの初期作品ならではの正統派な作品で、キュビズム時代の作品とのギャップがまた面白いんですよね。
マティスとルオーはあっさりし過ぎて物足りない人も多いかもしれませんね。実を言うと僕もまだ彼らの魅力を十分に理解できていないと感じてます・・・
なので汐留ミュージアムで開催中の「マティスとルオー」展で勉強してこようと思いますw

ということで次回予告はマティスとルオーです!