北海道旅 6日目 海岸湿原のお母さん | Nature's Inviolable Area (青森のtakaさん)

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このブログでは青森県 陸奥湾、太平洋側のシーバス、アジ関連の情報をどこよりも詳しく更新します。

 
おはようございます。
いやー今朝は相当冷えました。

朝日を撮るべく早起きでバイクにまだかり



美しい。







撮影終わり、テントに戻る。
 

 記念撮影

 

 

 

 

 

 

僕たちが一番乗りで次なる旅へ向かう。

 

凄く良い人達ばかりで別れが少し寂しい

 

 

……けど、これでいいんだ。

 

チャリダーのお父さんの 談笑話にホームシックだった甥っ子は、お父さんのきっかけで初めて旅人へと変わった。

 

 

旅は道連れと言ったものだが、本質は、これなのかもしれないね。

 

 

今旅人へとなった彼には、

 

 

 

この先、本当の旅が始まる。

 

 

 

今日はとりあえずダラダラ気になる所に入るスタイルで所謂、インスピレーションで旅をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

途中見つけたベニヤ原生花園に行ってみた。

 

たまたま入ったけどここ凄かった。

 

まず、唯一ある売店兼ビジターセンターはたった1人のお母さんが切り盛りしている。

 

お母さんはとにかく優しくて 、詳しい花の説明や、見所等を教えてくれる。

 

 

 

パノラマ撮影してみた。

手付かずの湿原は、甘い花達の匂いで溢れかえっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青空に手を広げ、短い夏を喜んでいるかのような花。

 

 

この花は、いつも見守ってくれているお母さんに 「ありがとう」って言ってる気がした。

  

 

 

 

僕は ここを楽園だと思った。

 

死ぬならこんな場所で死ねたらいいな…って思える程に美しい場所。

 

 

 

センター内には、お母さんが海岸で拾った、なんの変哲も無い石ころと、ガラス玉に絵を書いて100円で販売していた。

 

お母さんが毎日原生花園にある海岸へ歩き、いつ打ち上げられるか分からない石を毎日探している。

 

 

その石は、きっとダイヤモンドより価値のある物だ。

 

 

お母さんはその石に絵を書く。

 

絵は全てベニヤ原生花園に咲く太古の昔から咲いている花達。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただの石は、

 

オホーツクの波に見えては消えていく。 

 

 

それを、何十億の価値ある物のように喜ぶ人がいる。

 

 

モノの価値とは、なんだろう。それは他人が決めるモノじゃなく自分が決めるモノじゃないのか。 

 

 

 

 

お母さんと3時間以上も談笑をし、孫のお菓子を分けてくれたり、白鳥飛来日予想クイズに応募したり・・・・。なんか家のような安心感がある。

 

ベニヤ原生花園。。。。。ここ最高だよ。

 

 

ベニヤ原生花園から下へ、神威岬なるものを目指します。

 

あそこか。

 

 

休憩中手を振ったら返す旅人

 

 

そして到着。

 

 

 

 

す、すげぇ……。荒々しい環境に佇む灯台。

 

モノには魂が宿るって 昔の人は言ったっけ。

 

 

 

 

そうこうしていると、1台のジムニーのお父さんが話しかけてきた。

 

 

宮城から来てるみたいで、しばらく旅をするらしい。 

 

 

実はジムニーのお父さん、僕を追い越した時、車内から大きく手を振ってくれた。 

 

 

来ると思ってたよ!(お父さん)

 

僕もいると思ってました!(私)

 

 

この会話に  が何たるかが凝縮されている気がする。

 

同じ東北出身。

 

北の果てで会うと、家に帰って来たような安心感がある。 

 

お父さんは、人生を一生懸命、家族の為に働き、ようやく手に入れた自分の時間を今過ごしている。

 

このジムニーは アフターライフの相棒になるだろう。

 

 

旅人同士は、「さようなら」を言わない。

 

じゃあ、またどこかで!

 

 

きっとお父さんの旅が 素晴らしいモノに なる事を心で願った。

 

 

じゃあ僕たちもブラブラ旅を再開しよう。

 






晴れてればここでキャンプもいいけど…クッチャロ湖また次回!



 え、もう1匹帰ってきてるんかい!


道の駅 浜頓別に!


 

そして、、、

 

 

 

 

 

今日は、ここでキャンプ!!

 

 

そして買い出しに出る。

 

枝幸町の地元スーパーへ行った。ここも昔となんも変わってない。

 

それがどれだけ嬉しいことか。

 

 

 

 

 

 

ここやっぱすごい!魚好きにはたまらない程海産物が豊富だった。

 

枝幸町はカニが有名だけど、北海道の仲間は皆、枝幸は鮭が美味いんだよ!って言っていた。

 

実際ね、枝幸の鮭はまじで日本NO1だと思う。

 

地形を見ても海流が岸から超近いし水質の良い河川もあって文句なし。

 

刺身等を買い、テントで食べる計画……。

 

 

 

 

刺身は、もちろん枝幸産。  かにみそも買ったし、ニシンの三升漬も!

 

こりゃうめぇー!  やっぱり地元のスーパーが1番 旅をしている実感が湧くし、どうせなら地元の味を 嗜む方がいいと思う。

 

甥っ子はカニ味噌を刺し身に乗せてむさぼる。

 

 

 

 

 

 

今日も楽しい1日だった。

 

きっと、明日も原生花園のお母さんは 海岸へと1人 歩いて素敵な宝を見つけるに違いない。

 

 

そんなノスタルジックなリアルがまだ日本にはたくさんある!

 

 

 

 

つづく…