北海道旅 5日目 凍える寒さのオホーツク& 旅は孤独 | Nature's Inviolable Area (青森のtakaさん)

Nature's Inviolable Area (青森のtakaさん)

Nature's inviolable areaへようこそ!

このブログでは青森県 陸奥湾、太平洋側のシーバス、アジ関連の情報をどこよりも詳しく更新します。

 
おはようございます。
今日も曇空。  ずっとセイコマのホットシェフしか食べてないのでせっかくの北海道らしい物を食べようと朝から決めた。

 

 

 

けど、やっぱりセイコマ寄ってしまう。

 

ここから宗谷岬まで何も食わず行くから、どの道この時間だとセイコマぐらいしか食べ物置いてない。

 

オロロンラインを とにかく真っ直ぐ行く。

 

 

 

 

 

 

お地蔵さんに手を合わせる。

 

何故、ここにお地蔵さんがあるのか分からないが、ずっとここを通る人々を見守ってきたんだろう。

 

 

 

 

 

お地蔵さんのお部屋の外に一輪の美しい花が咲いていた。なんて名前の花なのか…。

 

 

 

数万年前の海跡湖跡らしい。

今も残ってるとは…すげぇよ北海道 

 

 

 

 

 

ここには「何も無い」がある。当然旅人からしたら褒め言葉だ。

 

 

花たちはこの原野がなければ生きていけない。

 

 

そうこうしながらノシャップ岬に到着

 

利尻島がくっきり見えてきた。

 

ここから稚内までノンストップで走ります。

 

 

 

 

 

そして最北端の市、稚内へ到着!

いやーよく来れたもんだ。ちょっとお腹空いたので、近場のお店に入る。

 

 

 

 

ホタテのバター焼き 600円

タコザンギ 600円

ウニ丼 3000円

 

うん。不味いわけないよねってラインナップを美味しく頂きました。

 

そして……

 

 

宗谷岬に到着!

 

 

そして、宗谷丘陵へ行きます。

 

 

 

途中・・・・

 

 

ソフトクリームうめぇー!

 

 

 

ここのソフトクリームは世界で一番うまい!!きたら必ず食べる!甥っ子はソフトクリーム好きだが、北海道以外ではもうソフトクリーム食えない体になるだろうな。

 

 

そして宗谷丘陵を走ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

こりゃすげーや……

 

 

 

 

そして、景色を眺めていたら、ある自転車旅をしているお父さんと意気投合。

 

 

すげー気さくで チャラいけど礼節を持ってる人で、人生苦労した人なんだろうなあ…と思った。

 

僕は今日猿払のキャンプ場に行くと言ったら、お父さんもそこに行く!と言っていたので、

 

猿払でまた会いましょうと約束をし、僕達は別れた。

 

 

 

 

さて、猿払までゆっくり走りますか。

 

 

オホーツク海は 風が冷たい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして…

 

猿払のキャンプ場へ到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

テントでゴロゴロしていたら自転車の音がした。

 

お?お父さん無事きたな!?   

 

ケツがいてーよー! と言っている。  しかし元気そうだ。

 

 

・お父さん

「あれあの子は?(甥っ子)」

 

・僕 

「もう寝てますよ笑」

 

・お父さん

「あの野郎待ってるって言ってたのによ〜!」

 

・僕

「本当すぐ寝るんですよコイツ笑 なんなら夕陽今日綺麗そうなんで後ろ乗って買い物がてら行きます?」 

 

・お父さん

「えー!マジ?! 人生で初めてだよ、夕方に寝てる奴に感謝したの笑 早く行こう行こう! 大体コイツみたいな奴はタイミング悪く起きてくるのが相場だからな!笑」

 

 

と、言うことで、おっさん2人でタンデム

 

 

オホーツク海の夕陽。侘しさが漂う。

 

 

帰り道の夕陽。明日も楽しいぞ!…と思わせてくれる。

 

そしてお父さんが一言。

 

「綺麗だなあ…。せっかくあの(甥っ子)」に晩飯ぐらい食わせてやろうと思ったのにな。」

 

 

って事で2人で、猿払と言えば……

 

 

 

さるップって君だったのか! ちょっと可愛いじゃん。

 

・・・・って、さるっプくんじゃなくて。

 

 

 

この生簀に入ってる大きな天然ホタテを……

 

 

 

ドン!

 

 

 

 

ホタテ丼! 

 

めっちゃうまい! やばい!

 

味噌汁のフノリこんなにでかいの初めて食べました!

 

ホタテもムッキムキででかい。青森のホタテなんて・・・・ってレベル。

 

最高です。

 

 

まあ、世の中には子供だからって容赦しない大人も居るという良い勉強になっただろう。

 

結論、

 

すぐ寝る 体力の無いお前が悪い。 以上。

 

 

それより…

 

お父さんは約束を守ってキャンプ場に来た。

 

見ず知らずの名前すら知らない奴と交わした約束を守る為に。

 

旅とは不思議だ。

 

17時 時点で息が白いオホーツクのキャンプ場。

 

寒さを忘れて冗談話や、お父さんの過去など話しまくった。そして、50をゆうに過ぎ3人子供がいる方だった。 びっくり。

 

 

たったこれだけの事なのに、また旅をしたいと思ってしまう。 

 

 

旅をしていると、

家に無性に帰りたくなる時がある。

 

ふとした時、嫌になったり、理由をつけて帰ろうとしたり。

 

多分日常では無い「自分と対話する時間」が多いから。

 

 

だけどね、

 

 

次の日には運命の人に出会えるかもしれない。

来週には、素晴らしい旅人や、地元の人に逢えるかもしれない。 

 

 

素晴らしい出会いを望むなら とことん寂しさや孤独を味わうといい。

 

そして 寄り道をたくさんして道に迷え。

 

 

 

きっと、その先は

 

 

自分が想像出来ないほどの出来事が待っている。

 

 

 

 

 つづく…