とりあえず、朝飯にセイコマのカツ丼を!
セイコマやっぱ最高だァ…! ホットシェフ何食っても美味い。
気合を入れとりあえず一気に小樽札幌のつまらない場所を抜け石狩へ。
気になっていた石狩川河口にある石狩浜海浜植物公園へ到着。
遊歩道。いやーさすが北海道、広すぎて感動しか出てこない。
石狩川河口。
むかーし来たが、こんなに大きかったっけ?となった。
近場にあるビジターセンターにも おじゃましました。
絵画のようだっ……。山川草木 自然の生き物全てが大好きなので2時間じっくり説明を熟読させていただきます。
偶然通った道に不思議で少し怖いブロンズ。
誰もいなかったから少しばかり日陰で座り込む
不思議な芸術だな。なにもない原野にポツリと、、、。
では、さらに北へ…!
で、ここからが地獄だった……。
道民の友人皆が言う、厚田から留萌まで地獄の道。
ながーいトンネルが沢山でしかも全てが登り坂トンネル。道も狭く、そして断崖絶壁、ガソスタ愚かコンビニ、自販機すらない。
そして、早速やらかした……
あれ?エンジンが止まる……な、何があった?!
僕は馬鹿だった、登り坂ばかりでいつもより燃費が悪く、ガス欠に……。
俺達終わったのだ……
まあ。。。。。予備タンクを持ってきてるんですけどね!!笑
でもスゴイよカブはやっぱり。余市から一切給油無しでここまで来てるんだから笑
学生時代、北海道1周徒歩旅でここの区間歩いた時、 ダンプのお父さんが、危ねーから!! って留萌まで乗せてくれたっけ。
今になって理解した。昔の記憶が鮮明に。
あの お父さんまた会いたいなぁー……。
そんなことを思い出しながら路肩に休憩していたら、
軽トラのお父さんが去り際、我々に 「おーい!!! 頑張れええええ!!!!!!」
と声援!
このちょっとした声援がバイクに跨る希望を与える。
さあ前に進もう!
こういう景色好き。 苫前のキャンプ場今やってないらしい。
ちょこちょこ休憩しながら 初山別村へ向かう。
オロロンラインの由来でもあるオロロン鳥のモニュメント。
そして遂に……!
キター!ここまでやっと辿り着いた……。
そして夕焼けがマジえぐい!
こりゃ、、、、あと1時間したらやばいでしょ間違いなく!
すげぇ……。
こんな夕陽長いこと旅してるけど中々お目にかかれないぞ。
この景色を、現場に居るのに見れない甥っ子は、こうやって人生を損するんだな。・・・と思った。
ぼーっと時間は過ぎ…この瞬間、この光景を目にしている。感動だ…
テントに戻ろう。
テント到着早々、セロー乗りのお兄さんが 、
・お兄さん
「甥っ子さんは寝ちゃった?」
・僕
「そうなんですよ〜笑 星空綺麗だから起きてろよって言ったんですけどねー。この夕陽すら見ずに寝ましたよ」
・お兄さん
「あはは笑 こんな綺麗な夕焼けは北海道に住んでる私もなかなか見ないよ。見れないって事は甥っ子さんは 北海道の神に次来る為の課題を与えられたんだね」
・俺
「なんかすごく良い話ですね。」
・お兄さん
「起きてるかな?って実際期待してサックラ2本買ってきたんだけど残念だね。次の機会に!そうそう、うちの仲間を呼んで飲んでいい?」
・俺
「喜んで!」
5人でサッポロクラシックを飲みながら 酒の肴は、満点の星空。
星空がつまみ とはなんて贅沢なんだろう。
そんな宴が開かれてるなんてテントの甥っ子には分からない。
時間があっという間にすぎる。
そしてお兄さんは僕に札幌行きましたか?と聞いてきたので、都会は嫌だからスルーしてきました汗 と言ったら1枚の名刺をくれた。
え、さ、さ、さ札幌ラーメンのオーナーさんだと!?
こんな良い人だもんそりゃ社長にもなるわ……。
やっぱりすごい人って、僕が思うに謙虚さと、気さくさの配分がすごい。
札幌すっ飛ばしたけど、帰りに寄ろうと思った。
ただ、今回はタンデム……札幌にまた行くまで何日かかるのやら……
そして、今回の目的の初山別の夜空!
初山別……噂どおりの星空。
こんな綺麗な夜空初めて見たかもです。
プラネタリウムなんてレベルじゃないぐらいにスゴイ。10秒に一回のペースで流れ星が数十個単位で
流れる。
甥っ子は爆睡。ホント勿体ねえやつ。
なんか、嫌な事ばかりでも、この星を見たらどーでも良くなっちゃうね。
明日はどんな絶景が、どんな素晴らしい人に逢えるのかな。
はぁ…… いつまでもこんなことしていたいなぁ…。
ではまた明日!