ドイツ ウクライナの歩哨
GERMAN "SENTRY" / UKRAINE (No.403)
AFVモデラーの皆さん、こんばんは!こんにちは!
今回紹介するキットは、バーリンデンプロダクツの「ウクライナの歩哨」です。
フランソワ・バーリンデン氏がベルギーで営業していた頃の製品で、パッケージにもベルギーの国旗と住所が載っています。
商品名のSENTRYは「歩哨、見張り」という意味で、「セントリー」と発音します。
サントリーではありません(笑)
発売は80年代ですが、90年代半ばに出版されたバーリンデンプロダクツのカタログにも掲載されていますので、息の長いキットと言えるでしょう。
【キットについて】
●ロシア南方のウクライナで歩哨勤務に立つドイツ国防軍の歩兵をモデル化しています。
●防寒対策に厚手のシープスキンコートを着用。ヘルメットの下には簡易トーク(頭巾)を被り、両手にはミトンの手袋、足元はオーバーブーツを再現しています。
●ポージングは左手にマウザーkar98k小銃を持ち、右手で前方を指し示している姿を表現。前線を巡回中の上官に状況報告をしているところでしょうか。
●パッケージの完成見本写真では、擬装のためヘルメットを白く塗り、両腕には敵味方識別用の赤いベルトを着けています。
キットはフィギュア本体とマウザーkar98k小銃の全7パーツ構成。
シープスキンコートの柔らかな質感に加え、ファーの細かい毛やボタンといった細部のディテールが精密に表現されています。
両腕には敵味方識別用のベルトがモールドされているので、塗装の際は塗り忘れのないように。
各パーツには大きなレジンの湯口(不要部分)があるので、取り除いて使用します。
タミヤクラフトツールから出ているカッターのこが便利です。
モデルを後ろから撮影。
前後共にプロポーション、ディテール共に最高の出来です。
背中を走る横しわがいい感じでコートの質感を高めています。
ブーツの上から履く冬季用のオーバーブーツの形状とモールドも素晴らしいですね。
付属のマウザーkar98k小銃も良い出来ですが、より精密さを求めるならドラゴンの
Gen2シリーズなどから流用するといいでしょう。
顔のアップ。
ヘルメットの下には軍から支給された防寒トークを被っています。
極寒のロシアでの前線勤務で疲労困憊した兵士の表情がリアルに表現されています。
このキット、タイトルにはウクライナとありますが、レニングラードやスターリングラードなど、東部戦線の他の地域でも使うことができます。
バーリンデンのフィギュアはこの他にも所有しておりますので、今後も取り上げていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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