120mm ドイツ士官 ロシア戦線
GERMAN OFFICER / RUSSIAN FRONT
AFVモデラーの皆さん、こんにちは!こんばんは!
今回はバーリンデンプロダクツの120mm「ドイツ士官 ロシア戦線」を紹介します。
リバーシブルの防寒スモックを着用したロシア戦線におけるドイツ国防軍の将校のフィギュアです。
右手にはワルサーP38を携え、左手で指差しているポースを立体化しています。
パッケージの右下に「Made in Belgium」の表記があるとおり、バーリンデンプロダクツがベルギーで活動していた頃に発売された古いキットです。
1980年代のホビージャパンやモデルアートによく商品広告が載っていました。
私が所有しているキットは10年以上も昔、地元の模型専門店で購入したものです。
箱に「Super Scale120mm」の表記がありますが、これは現在、タミヤやドラゴンが展開している1/16のフィギュアとほぼ同じスケールです。
このキットがバーリンデン120mmシリーズの第1作になります。
同社の120mmフィギュアはキットによって出来にバラつきがありますが、このフィギュアはさすが第1作だけあって、ディテール、プロポーション共にハイレベルと言えるでしょう。
パーツ数全9点。
材質はレジンキャスト製です。
不要部分のカットにはホビー用のレザーソーが向いています。
左右の上腕には敵味方識別用のベルトを装着しています。
ソ連兵も同様の防寒服を着ていた為、敵と間違われて誤射されるのを防ぐためです。
ドイツ軍の防寒スモックはリバーシブルになっており、初期のタイプでは白とグレーでしたが、後に白と迷彩柄になりました。
完成見本の写真ではグレーの面を表にした状態を再現しているようですが、迷彩柄で塗装してもいいでしょう。
国防軍の迷彩柄はおなじみのスプリンターパターンの他に、迷彩の境界がぼやけたウォーターパターンがあります。
実物の防寒スモックは中綿が入っているものの、ロシアの極寒の冬では無いよりはマシといった程度でした。
また、濡れると非常に重くなり、普段ろくに洗濯もできなかったため、ひどい悪臭を放ち、虱の温床になっていたそうです。
バーリンデンの「120mmスーパースケールシリーズ」はこの後、大戦物だけでなく、現用、ヒストリカル、果てはファンタジーに至るまで様々なジャンルに展開していきます。
では、今回はここまでとします。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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