AFVモデラーの皆さん、こんばんは!こんにちは!
以前製作した重トラクター「ハノマークSS-100」から
かなり日数が経ってしまいましたが……
8トンハーフトラック装甲発射コントロール車を作りました!!
★エーダイ1/76 秘密兵器V-2号のキット紹介はこちら
↓
★エーダイ1/76 重トラクター「ハノマークSS-100」の製作記はこちら
この車両は、本来、火砲の牽引車両として開発、生産された
8トンハーフトラック Sd.kfz7の後部座席を撤去して、
V2号ロケットの発射を制御するコントロール室を設置したものです。
ロケットの状態の点検、射撃角度の設定などに使う計測装置を積んでおり、
ロケットの発射も本車から行われました。
8トンハーフトラックのバリエーションの中でも特に風変わりな車両で、
対空車両のように、Sd.kfzから始まる車両登録番号は存在しないようです。
正式名称も不明なため、私はエーダイの呼称に準じて
「装甲発射コントロール車」と呼んでいます。
キットは既に発売されていたエーダイ1/76ミリタリーシリーズNo.5
「自走対空機関砲」にセットされていた車体と操縦席のパーツを流用し、
新規の金型によるコントロール室を搭載するようになっています。
たった3パーツで構成される車体下部から製作を始めます。
一体成型のシャーシーの両側に、これまた前輪と履帯部分が
一体成型のパーツを接着します。
履帯がツルツルですが、まあ、70年代のお手軽プラモですから(笑)
車体上部を被せた後、フロントウィンドの窓枠や
操縦席のパーツを取り付けます。
「ハノマークSS-100」と違って、
ハンドルと計器盤がちゃんとついてます(笑)
ところが……
フロントグリルのモールドが欠損して、あり得ない形になってます。
金型が痛んでたのでしょうか?
また、窓枠も悲惨な形に……(´;ω;`)
何とか成形してここまでになりました。
ランナー状態ではもっとひどかったです……
コントロール室を製作します。
パーツ数全5点!!
ここはV2号ロケット部隊の頭脳なので、
最高にテンションが上がります。
天井には観測用の小ハッチがついています。
車体後部の形状が、Sd.kfz222や231といったドイツ軍装甲車を連想させます。
リベットがいい感じ♡
8トンハーフトラックの荷台に操縦席と
コントロール室を搭載するのですが、
そのままではぴったりフィットしません。
車体側のダボ穴が中心からずれているのが原因です。
50年以上も昔のキットなので仕方ありません。
最初、ダボ穴を削って広げようとしましたが、
コントロール室側と操縦席側のダボをカットしたほうが楽でした。
車体にコントロール室を搭載して完成です。
右側面後部にある大きな扉。
乗員が出入りできるのはここだけのようです。
車体側面にある大きな雑具箱(?)
これも操縦席のパーツと干渉してしまい、
そのままでは取り付けできません。
雑具箱の裏のダボをカットして、ダボ穴を無視して
コントロール室に接着しました。
シリーズ初期に発売された8トンハーフトラック(No.3、No.5)の車体と、
新規金型のコントロール室で明らかにパーツの精度が違っています。
パーツの色も微妙に違うけど……。
全長約10cm。
以前製作した「ハノマークSS-100」より
ちょっち大きいです。
横幅はほぼ3cm。
「ハノマークSS-100」より短いです。
嗚呼、グリルの形状が……、形状が気になる……(悲)
パーツの精度に問題があるものの、完成してみると実に
カッコいい車両です。
エーダイの8トンハーフトラックは、エアフィックス1/76の傑作
「88mm砲&牽引車」セットを参考にしているらしく、
実車のフォルムをよく捉えています。
ハセガワから1/72で8トンハーフトラックのキットが出ていますが
私はチープキットながらも、エーダイのほうが好きでしたね。
アリイバージョンではジオラマベースが付いてるし。
私がまだ小学低学年の頃にこのキットの存在を知って以来、
いつか作りたいと思っていたのを、
アラフィフのおっさんになって実現できるとは。
長年の念願が叶ってとてもうれしく思います。
さて、次はいよいよV2号ロケット本体といきましょうかぁ!?
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