タミヤ1/35 『ドイツ Ⅳ号戦車H型』の3回目です。
今回は、シュルツェンと戦車長フィギュアで丸ごと1つのEランナーと、アクセサリーパーツをセットにしたFランナーの紹介です。
EランナーとFランナーは1つの袋にまとめて入ってます。
Eランナーには車体と砲塔に装着するシュルツェンとその支持架、戦車長フィギュア1体をセット。
シュルツェンの裏面にはたくさんの小さな吊り下げフックを接着します。
車体と砲塔につける支持架も数が多く、形が似ているので製作には根気が必要です。
Fランナーは予備履帯やジェリ缶、ヘルメットなどのアクセサリーパーツが盛りだくさん。
これ眺めているだけでテンション上がりますね!(笑)
予備履帯は本来の目的の他に、車体正面や側面に載せて増加装甲の代用にされました。
キットでは履帯のピースを好みの長さにつなげて使うことができました。
アフターパーツでこのランナーだけ注文して連結履帯に挑戦された方もいるとか。
パーツ1は牽引用のワイヤーです。
組み立て説明書では、かとり線香に近づけて曲げるように指示されています。
パーツ14は洗面器、パーツ15、16はバケツです。
こういう小物って大好きです(笑)
パーツ10、11は、予備転輪の真ん中につけるハブキャップですが、G型まで使われていた初期のものです。
タミヤ1/35『Ⅳ号戦車H型』は、1980年代後半までは模型店で見かけましたが、次第に店頭から姿を消していき、90年代には絶版になりました。
タミヤMMシリーズの最盛期に生まれ、AFV冬の時代に模型市場から姿を消していったという非常に重い歴史を背負った名キットだと思います。
できることなら、限定でもいいので再販されたらいいですね!
さて、3回に渡って取り上げてきたタミヤ1/35『Ⅳ号戦車H型』の記事は今回で終了です。
お付き合いいただき、ありがとうございました!
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