『もしここが天国だったら』アニータ・ムアジャーニ著 他 | パーマン三号のブログ

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『感謝整体』山科護著
・「ありがとう感謝整体」は 自分の体を慈しみ感謝しながら 「ありがとうございます」と言いながら 触れていく健康法です。

◯因果で成り立っている自分は、実体のない「借物」だとしたら、身体に「ありがとう」というのは良いことだと思いました。

更に

「ありがとう」と感謝することは「ある何かの行為」の見返りとしての言葉だから、もう一つ「無条件」の(感謝の)言葉も必要だと思いました。

それは「愛しているよ」です。

例えば「勤労感謝の日」は「勤労者」に感謝する意味で、「勤労愛の日」とは言いません。

また「愛の共同募金」は言いますが「感謝の共同募金」とは言いません。

つまり、「ある条件」があるかないかで言葉は違ってくると思うのです。

自分を「ある条件」から感謝することと、「無条件」で愛することの両方をとって

「ありがとう、愛してるよ」と身体に言うのがいいと思いました。


『死ぬまでに読んでおけ』久田邦博著
・ガンとの「闘病」日記

・「俺が死ぬとお前も消滅することになるよ。だから多少の悪戯はいいけれどもやり過ぎないでね。一緒に楽しく生きようぜ」

・怒りとか憎しみといったネガティブな感情は早く手放した方がいいと思っています。破壊的な感情はきっと免疫力にも影響しているでしょう。現在、白血病細胞とは19年間一緒に過ごしています。

◯「闘病」とは書きましたが、「親病」のほうがいいかもしれません。

ガンの原因は怒りや憎しみによって悪くなると著者は言っています。

なぜなら、戦いは相当なストレスになるからです。

ガンと「仲良く」して治して行くのがいいと著者は言っています。


さて、次の本はこれらの本の総括のたような本でした。


『もしここが天国だったら』アニータ・ムアジャーニ著

著者は幼い頃に人種差別をうけて、更に厳格な家庭の影響から、自分に自信を失い、身体をガンに蝕まれ、亡くなります。

その後臨死体験をした後、生きかえります。

その後ガンも消えていき、その時の臨死体験を語っています。

『感謝整体』で「無条件」の愛を知り、『死ぬまでに読んでおけ』で病気とは「戦う」ことでは癒やされないことを知りました。

その理由が全て、この本には書いてありました。

さらに様々な「勘違い」について書かれていています。

目次には

一章 誤った社会通念…したことが自分に返ってくる

二章 誤った社会通念…自分を愛することは利己的である

三章 誤った社会通念…真の愛とは何をされても許すこと

四章 誤った社会通念…自分には問題があり、あなたにも問題がある

五章 誤った社会通念…ヘルスケア制度が健康管理をしてくれる

六章 誤った社会通念…それは単なる偶然だ

七章 誤った社会通念…死んだら自分の罪を償う

八章 誤った社会通念…スピリチュアルな人にはエゴがない

九章 誤った社会通念…女性は男性より弱い

十章 誤った社会通念…いつもポジティブでいなければいけない

これらの答えを臨死体験によって解明しています。

自分には特に二章と七章が気になりました。


ずっと疑問なことがありました。

それは

もし「神様」がいたのなら、これだけの宗教があり、「教え」も違い、各宗派まで入れれば、世界中で数え切れない程の「教え」があるのはなぜか。

そして

それぞれが違った「教え」がぶつかった時、どうなるのかと考えた時、「輪廻転生」というよりも著者の言う、罰はなく、愛に溢れた世界しかない、というのはかなり説得力がありました。

更にそれが一度死んであの世を見てきた、臨死体験から来るものであればなおさらです。

このことは七章に書いてありました。

また

二章では

エゴはどんな人にも必要で、そもそも必要のないものを神様がわざわざ与えるはずがない、と言っています。

エゴは自分を守るために必要ですが、エゴばかりが大きいことが問題である、と言っています。

著者は、エゴと「気づき」はバランスをとらなければならないそうです。

気づきとは、相手を「気遣う心」です。

他人の気持ちがわかることです。

だから、エゴイストには相手を気遣う「気づき」を教えてあげる必要があるそうです。

が(二章に)書いてありました。


昔、シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」を読んだ時くらいエキサイティングなエモーションを感じました。


最近の気候温暖化や天災の多発などがあるけれど、数年前までは「ガイア理論」がもてはやされ、少し前には「ソマチッド」も発見されました。

地球外生命体も魅力的ですが、地球自体も生命体なのかもしれません。

かつての映画「惑星ソラリス」は実は地球のことだったのかもしれません。

今、二酸化炭素を出さない技術の開発が加速化されていますが、元々ない事を出来るはずはなく、それらは地球にずっと前から「存在していた法則」を発見しているに過ぎません。

つまりは、地球自体がその時々に人間にある「ひらめき」「インスピレーション」を与えてくれている、と考えられなくもありません。

それこそまさに「惑星ソラリス」で、人間の考えが「現実化」「物質化」することと同じです。

地球生命体


これだけの宗教があるのも、人間が考える事を地球が「形」にしてくれているだけなのかもしれません。

なぜなら、全ての人に対応してくれる地球があるから。

だから、人として生命が終われば、そのような「思考の産物」はなくなり、ひとつの大きな「生命体」に戻っていくのかもしれません。

そして、また人として生まれることも、そのままひとつのままでいることも、自由に選択できると著者はいいます。

一度も死んだことがないので、確かなことは自分には言えませんが。


「惑星ソラリス」のような「考える惑星」は、今の時代に先駆けたひとつの暗示だったように思えます。

そして地球が「考える惑星」であったなら、そろそろ人間も「考える惑星の考える理由」を考えてもいい時期なのかもしれません。