大学生が、高校生に伝えておきたいことをつらつら書いてみた•前編 | 地方大学生の日常と非日常

地方大学生の日常と非日常

主に趣味の旅行での出来事を備忘録として投稿していきます。しかし、投稿主は頻繁に旅行に行けるほど富豪ではないので、旅行以外の内容についても多分に投稿されます。

どうも、たかです。


えー失踪という言葉すらチープに感じるほど更新が滞っておりました、本当にすいませんでした。(てか、待ってくださってる人いたら本当に奇跡ですが)


さて、昨年出してプチバズりしたこの記事、覚えている方はいらっしゃるでしょうか?
『模試の志望校に書いたことのない大学に進学したけど、なんやかんや楽しい日々を送れてるという話。』どうも、投稿主のたかです。  夏休みに実家に帰省すると、懐かしいものを発見。昨年、大学受験をしていた際の模試の成績を発見しました。今では、大学生で日々年末旅…リンクameblo.jp


こんなことを書いてた人間も、大学2年生になり遂にはオープンキャンパスを担当する人間になってしまったのです!(時の流れは早い、、)


そんなこんなで、今自分が所属している学校について高校生の方や、保護者さん、挙げ句の果てにはPTAにまで説明する羽目になってしまったわけです。


今回は、そのような体験から高校生や保護者さんの気になるであろうと思うことが概ね掴めてきたので

そんな質問に対する自分なりの答えを軽くまとめておきます。(来年の自分のオープンキャンパスへの記録にも)


Q1 大学って楽しいですか?

A.腐るほど聞かれたこの質問。まあ、楽しいですよ。としか答えようがないですね、、

ただ一つ物申したいのは、大学ってよく人生の夏休みって言いますが、真面目に色々やれば案外忙しいです!

授業、バイト、部活(サークル)、その他の活動、遊び、恋愛()

大学生は自由だからこそ何に力を入れるも自由。と思いきや、そもそも授業は真面目に受けないと色々な人から抹殺されるので真面目に受けたい、、

バイトはしないと金が無さすぎる、、

サークルも、団体によるとは思いますがそもそも自分がやりたい活動を軸に選んでるはずなので熱心に取り組みますよね、 

って考えると意外とまじ暇。って感じでもないんですよね、


だから、僕は「楽しいかどうかはその時次第だけど、充実はしてるよ!」と斜め下の回答をしています。


Q2 国公立大のメリットは?

これは、うちの大学が国立だからよくされる質問ですね。

学費がどうとかいうのは耳にタコができるほど聞かされると思うので端折って、

自分なりに発見したメリットは

「学生数が少ないから、1、2年生から先生との距離が近くなりやすいこと。」

これだと思います。正直、私立に通ってないのでよく分かりませんが、話を聞く限りではこれが国公立(特に地方)のメリットじゃないかと思ってます。

「いや、先生と距離が近くて何がええんや。」そう思われた方も多いかもしれません。

でもね、これ意外と大事なんです。

先生と仲が良いと何が良いかと言いますと、

端的に言うと「無茶なお願いができて、それがたまに通る」んですよね。

大学の先生は、研究をしたり授業をして成績を決めたりする他に大学内でいろんな役回りをしてたりするんですね。

思い返してみてください。高校時代担任の先生に無茶を言って、教室の開放時間を少し伸ばしてもらったりしたことはありませんでしたか?

それができるんです。

例えば、学部棟を借りて休みの日にバーベキューしてみたり、学部の新入生歓迎会を企画してみたりいろんなことを先生の口から行ってもらうだけで、学生だけでやる場合に比べて実現可能性が格段に上がります。

(あと、そんくらい仲良くなれば自ずと成績にも温情が入ります。←こっちが1番大事)


私立の規模が大きな大学だと、友達から聞く限り基本的に先生と仲良くなるチャンスは少なく、そんなのはわざわざ質問しにいけるような人だけとのことです。


でも不思議。うちの大学だと、入学した瞬間に担任の先生みたいなのが、割り振られて1年生から早速ゼミっぽい授業が始まるので先生ともある程度面識ができますよね。あら、嬉しい(媚)


Q3 国公立大のデメリットは?

非常に答えにくいですが2つ挙げると

「先生少ねぇ」「金ねぇ」この二つです。


お金の部分は比較的理解されていると思いますが、入るまで意外と分からないのが「先生少ねぇ」が如何に致命傷であるかです。

先程まで、つらつらと生徒が少ないことのメリットを挙げてきましたが逆に、先生が少ないのは超デメリットです。


想像してください、先生が少ないということはいろんな分野の先生が1人ずつしかいないとかいう事態が発生するということです。


「何が問題なの?」と思いますよね?自分も実際入るまではそう思ってました。


例えば、マクロ経済学を専門にしている先生が1人しかいない場合を考えてみましょう。その場合、マクロ経済学を専門的に学ぼうと思えば大学卒業するまでその人のお世話になるわけですよね。じゃあ、その人が何を言ってるか分からない地雷教授だったら?

ええ。詰みですよね。特に、マクロ経済学が必修だったり、これまた先生が少ないせいで開講されてる授業が少なすぎてほぼほぼ必修と化してたりするとさらに地獄ですよね。

この現象

地方の国立大学文系にありがちな

法文学部とか、人文学部とか、人文社会学部

とかいろんな学問分野が合体してる学部でめちゃめちゃ起こりやすい現象なんですよね。(中の人が通ってるのもご多聞に漏れずこんな感じの学部です。)


でも、私立のように規模が大きい大学だと生徒が多い分、先生も多い、つまり似通った内容を研究されてる先生が複数人いる可能性が高いので

言葉を選ばずにいうなら

「授業の選びしろが多いんですよね」

おんなじ、「マクロ経済学」っていう授業でもいろんな先生が開講されてたりするのでもし、仮に地雷教授を引いても修正が効くんですよね。

ええ、もし1人しかいないと単位を落として再履修してもまたおんなじ先生がお待ちしておりますよ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )


Q4 単位って取れますか?


授業に出て、それなりに勉強すれば普通は取れます。

(理系は知りませんが、そんくらいの難易度じゃないともっとたくさんの人が留年しちゃうでしょ、)

ても、みんなサボりたくなって単位を落とすまで遊んじゃうんですよね。恐ろしや。

まあ、一つ二つ(必修除く)落としてるくらいがちょうどよく楽しいと思いますよ!


Q5  何学部に行くか決めかねてます。どうすれば?


これも多く頂いた質問ですね。理系のことはわからないのでここからは、文系に限ってお話しさせていただきます。

えーとですね。まず、その学部に行かないといけないような将来像を描いている場合はその学部に行ってください。司法試験を受けるために法学部行くとか、カウンセラーの資格を取るために、心理学系の学部に行くとか。


で、ここで誤解されやすいのが教育学部なんですよね。お話しを聞いてたら、先生になるためには教育学部しかないと思ってる方(特に高校生)意外と多いんですよね。

でも、教員免許は教職課程(教員免許を取るための授業、教育学とか教育心理学とか)を開講している学校、学部であれば基本的にとることは可能です。(※ちょっと大変ですが)

(一応、中の人はこの方式で教員免許の取得を目指して日々、課題に追われてます)

正直、自分としては小学校の免許を取る人、先生なる意思が超硬い人、この2パターン以外には他学部で教職課程をとることをオススメしてます。


その理由として、「教育学部はウザイぐらい先生になるのに特化してる」というのがあります。

ええ。先生になるにはこれ以上ない環境ですが、進路変更の修正を効かすのが難しかったり授業が無駄に多かったり(特に小学校免許が必修の場合)とかして、意外にマイナス点が多いんですよね。

 

特に、気にしてない人に多いのが「小学校免許が必修」の学校で「高校とか中学校の先生を目指す人」

もちろん、小学校の免許がある方が教育者として良い人になれることは間違い無いですよ。でも、大学生活ってそれだけじゃないでしょ?

部活、サークル、バイト、(恋愛)


色々楽しみたいじゃないですか。でも、小学校免許ってかなり独特で(まあ、全教科教えるんでそらそうですよね)中学、高校の免許と一緒に取ろうと思ったらかなり忙しくなるんですよね。(逆に、中学と高校の免許は専門科目が被ってたりするので相性はかなり良き。)


で、中学とか高校の先生になりたいって思う人ってまあまあその教科の勉強が好きで教育学とかにはあんまり興味がない人が多いじゃ無いですかぁ(極めて偏見です。異論は認めます。)


だから、僕としてはその科目を専門的に学ぶ学部

文学部とか法学部とか外国語学部とかに行ってその科目に関する大学での発展的な学問内容を学びながら、そのついでに教員免許も取っちゃおう!的なスタイルの方がうまく行くと思うんですよね。


えーと、なんの話だったっけ。

ああ、学部の選び方か。

僕は高校時代にやりたいことで、選べと死ぬほど言われてきたので、それに反抗して別の考えを持つようになりました。

そもそも、

「高校生の段階で、行きたい学部とかあるやつの方が少ないだろ!!」


これが僕の持論です。

じゃあどうすれば良いのか。

全部ざっくりまとまってる系学部とか何やっても許されそうな学部に行けば良いんです。


大学の要項を見てると、何やってるんやこの学部!?ってところありません?そこです。


法文学部とか、人文社会学部とか地域なんたら学部とか。


そこって、往々にして入る前にざっくりとは決めておく必要はあっても細かいところを決めるのを大学3年まで延期できる学部が多いんですよ。(一応、そんなカリキュラムになってるかはご自分で調べてください)


そんな学部に進学して、大学生活を送りながら自分にどんな学問が向いてみるか考えてみるのも一興だと思いますよ。

大学の授業って、結局受けてみないと分からんのですよね。特に、特段強い思いがない場合。


ああ、長すぎるので今回は一旦この辺で。

こんな怪文書を読んでくださった方。本当にありがとうございます、近いうちに後編も出せたら出すのでお楽しみに!(?)