旭川市八條市場内

「高野とうふ店」


旭川の歴史的建物、昭和レトロを求めて。


旭川市内にも数多くの市場がたくさんありました。

今回はそのうちの1つこちらの八條市場へ


こちらにほかの旭川市内の市場について記載させていただいています。

旭川市内市場の記事


今でも昔ながらの製造方法で

自宅兼店舗のお店で豆腐を作っている

老舗の豆腐屋。

昭和30年(1955年)開業の「高野とうふ店」


水は地下水を利用。


創業者のご主人は亡くなりましたが、

奥様のおばぁちゃんと

次男の息子敦規さんが引き続き

お店を続けています。


店舗に居ない場合はお店の反対側が

住宅となっているのでそちらに行って

お声掛けしてみてください。


市場の裏に駐車場があります。


場所は

昭和4年(1929年)開業の「八條市場」内。


昭和38年(1963年)に火事で半分消失。


市場には「高野とうふ店」

「スミキッチン(Sumi kitchen)」
の2店舗が営業していました。

過去「幸来」と言うラーメン屋も
ありましたが廃業。

市場を横から撮影

八條市場正面の看板
表の看板も「場 市 條  八」と
文字が逆に書いてある。

1階外には
「スミキッチン(Sumi kitchen)」
訪問時は休み時間だったようで、
月~金の営業
電話番号:0166-86-0963

営業時間:8:00~19:00
休日:土日祭日

 

入り口に書かれている。 
下記のHP「あさひかわ新聞」の取材によると総菜屋さんの娘さんが開業させたお店だそうです。
 
さてと市場の中に進入してみます。

昼間なのに奥で電球が光っている。
1か所だけ灯りが点灯
明るくなっている方に進むと
「フルヤのキャラメル」
武田商店の看板
天井からぶら下がっている
裸電球もレトロ。
1階が店舗で2階部分が住宅。

札幌に存在した製菓会社で
昭和59年(1984年)5月に倒産。

1925年発売
「フルヤのミルクキャラメル」
1931年発売
「ウィンターキャラメル」が
代表的なヒット作。
スキーの絵が書いてあるが
冬季間に外で食べても固くならず、
柔らかく食べれるキャラメルであった。

北海道新聞によると2020年に復活し販売されるそう。

あ〜また話がそれてしまった(笑)

さらに奥に進むと
1つのお店に灯りが〜
10月から消費税増税
原料価格値上げのため料金改定。
 
・豆腐      140円
・絹豆腐         95円
・焼豆腐   140円
・三角油揚  140円
がんも、おからなども

美味しいと言われるま「ところてん」は
6月〜9月の夏場限定で販売。
こちらが「夏限定のところてん」
1つ150円で販売。

6月〜9月の期間限定販売、
伊豆地方のテングサ2種と
地下水と酢で作っているそう。
懐かし昭和時代の豆腐屋さん、
店内は昭和にタイムスリップ
したみたいでした。
豆腐と三角揚げを購入。
豆乳  70円 
ところてん 150円
三角油揚げ 140円

豆乳はパスタ料理で生クリームの変わりになりますね。

そう言えばタカトンビの祖父母も
江丹別で豆腐屋をやってた事があり
子供の頃手伝った事あったなあ~

高野豆腐を通り過ぎ市場の裏へ
回ってみます。
う~ん、たまんない。
トタン張りですよ。
こちらが駐車場となっています
武文酒類食料品店と書いてありました。

帰宅後
豆腐はネギ、生姜を載せて冷奴
三角揚げはフライパンで焼いてネギ、生姜、釜揚げしらすを乗せて。
いただきま〜す。
八条市場の近くには
旭川8条スタルヒン通にある
「スタルヒンの湯(八条プレジャー旭鉱泉湯)」
大正7年(1918年)開業。

旭川に「スタルヒン球場」ってあるけど
その「スタルヒン投手」が通ってた
温泉(冷泉)銭湯もあるのでこちらもお忘れなく
2階は「家族風呂」となっています。
STVより写真を引用

2020年追記:高野豆腐店は
お笑いコンビ・サンドウィッチマンの
「熱烈!ホットサンド」で
2020年3月21日(土)札幌テレビ放送
23:30〜23:55で「ディープ!!!探検隊」で
放送されたそうでした。

また「スタルヒンの湯(八条プレジャー旭鉱泉湯)」は令和2年(2020年)8月31日で廃業、残念

「高野とうふ店」
住所: 北海道旭川市8条通10丁目右2
電話番号:0166-23-5422

営業時間:6:00~19:00 
定休日:日曜日

場所

https://maps.app.goo.gl/xMu3BDoDFCwuh6is6


令和4年(2022年)2月追記

残念ながら

「スタルヒンの湯(八条プレジャー旭鉱泉湯)」

に続いて

「高野豆腐店」も令和4年(2022年)2月28日で閉店。


コロナ禍の中で取引先が廃業、とても店頭販売だけでは経営できないとおばぁちゃんが言ってました。


88歳になるおばぁちゃん66年間お疲れ様でした。


自宅兼店舗となっており、今後は引っ越し。

令和5年(2023年)12月
あ〜あ〜八条市場解体。
建物が跡形もなく取り壊されて
しまいました。

これで現存する旭川市内の市場は
・ヤマト市場 1-3
・タカラ市場 1-5
・ともえ市場 3-3
・七福市場 7-7

・八條市場 8-10

・第一市場 3-15

・銀座ストアー 4-15 

・ニュー銀座市場(元新銀座市場)  3-14
だけになりました。

旭川市内の市場はこちら