旭川の始まりは今から
142年前の明治10年に
千歳から雑貨商を営む鈴木亀蔵さんに

よって亀吉から開拓され始まり、

付近には数多くの市場がありました。

 

亀吉の町名は
開拓者「鈴木亀蔵(愛称亀吉)」の名前を使用し亀吉さんは
今の「日本醤油工業(キッコーニホン)」の前身
酒屋「笠原商店」を開業する

 

旭川の市場

・赤十字前市場 1-1 解体
・ヤマト市場 1-3
・タカラ市場 1-5
・ともえ市場 3-3
・新町市場 7-西1 火事で消失
・駅前商場市場 宮下7  現駅前ビル
・たくしょく市場 2-8 解体
・中央市場  5-7 火事で消失 現在の5-7ふらりーと
・七福市場 7-7

・八條市場 8-10 2023年解体

八條市場訪問の記事

・7条市場   7-15 解体

・第一市場 3-15

・銀座ストアー 4-15 

・ニュー銀座市場(元新銀座市場)  3-14
・大黒市場 9-13 解体
・新日の出市場 4-20

・蓬莱市場(ほうらい市場)6-19  解体中

 

下記はすでに解体

■ 「北星市場」  旭町2-3 昭和3年(1928年)開業 解体

■「一条小売市場」1-1(赤十字市場となり)解体

■「文化市場」4-11 解体

・「6号市場」昭和5年(1930年)頃開業 春光6区1条6丁目  解体

http://www12.tok2.com/home2/airtax04/rekiken35.htm

■「しあわせ市場」
平成2年(1990年)開業 春光4-9
 
市場ではないですが古い商店街として
■「緑が丘中央ストアー」
昭和48年(1973年)建築 緑ヶ丘3-3

 

旭川の歴史と創業100年以上の企業も書いてみました。
興味あればみて下さいね。
 
写真は
「赤十字前市場」昭和6年(1931年)開業
北海道旭川市1条通1丁目6
場所
こちらは取り壊されてしまって現存していません。
市場の2階に左側に同級生が住んでいたなあ~
んで聖園中学卒業生、ぴろみんからの情報。
 
手書きで赤十字前市場、当時の図面を書いてくれました。
・ハヤサカ野菜
・太田豆腐店
・林鮮魚店
 現在川端パワーズにて営業中
・たきた鮮魚店
・マリヤ美容室
 現在宮下通1丁目にて営業中
・クボタ雑貨店
・長谷川用品店
・土田おかず店
・島本呉服店
・一二三精肉店
 1条通1丁目に移転したが現在は閉店
・さとう惣菜店
・信田菓子店
・こあみ菓子店
・マキタ精肉店
先に述べた鈴木亀蔵さんが作った笠原酒造
現「日本醤油工業(キッコーニホン)」があります。
日本醤油醸造の歴史HP

 

キッコーニホンの向かいには日赤病院があり

日赤病院前の角地にあった
よくプラモデルを購入に行っていた
「タケウチ模型店(タケウチモデル)」
こちらは火事で消失。
「ヤマト市場」昭和6年(1931年)開業
北海道旭川市1条通3丁目左1
場所
https://maps.app.goo.gl/hTfYaM7Wvky5aMLu9

2015年頃に訪問した時は、
肉のこはし、
永井鮮魚店、
かじた花屋、
青果店などが営業していましたが現在は生花店1軒しか営業していないみたいです。
ヤマト市場内部
「肉のこはし(小橋精肉店)」
平成31年3月31日で閉店と張り紙がありました。
HPなし
永井鮮魚店(永井商店)」
電気は点いてますが、魚は並んでいないのでこちらも閉店でしょうか?
唯一営業していた「かじた生花店」
HPなし
ヤマト市場の裏、1条と2条の仲通り側
ヤマト市場の横
一般向けの住宅も並んでました。
 
ここの近くにある2-4元「旭川フードセンター(現 ダイイチ)」と
4-1元「旭友ストアー(コープさっぽろ4条通り店)」令和元年2019年9月閉店。
が24時間営業だった。
 
続いて1条通を買物公園側にさらに向かいます。
「タカラ市場」昭和6年(1931年)開業
北海道旭川市1条通5丁目左4
場所
現在「辻青果店」と

店舗左にある

「ジンギスカンバル  マルマサ」の

2軒しか営業していません。

 

タカラ市場入り口。
入り口左側に「ジンギスカンバル  マルマサ」
https://www.instagram.com/marumasa.asahikawa/

と言うお店がありました。

夜営業しているみたいですね。
タカラ市場右側には「辻青果」夜営業していました。
店主さんに聞くと、旦那さんが亡くなり、おばあちゃんお一人でこちらの自宅兼店舗で営業しているとの事でした。
 
店舗の奥が住居スペースだそうで、辻青果店さんが営業している時間は、市場の鍵は空いていますが、閉店している時間は鍵をかけているそうです。
1条通り側から市場内部を眺めます。
右側のシャッターの所には辻青果店さんのでしょうか?
野菜類のダンボールが積まれていました。
 
さらに奥に進むと
一番奥には何軒かの住居スペースが…
どなたかまだ住んでいるのかなぁ?
この配電盤、昭和レトロ萌え〜
中通り入り口から中を撮影。
閉店したであろうタカラ市場「石川商店」の前にはネコちゃんチャーちゃんの家が置いてあった。
タカラ市場の裏口。
夜は電気が点いてました。
「ともえ市場」昭和3年(1928年)開業
北海道旭川市3条通3丁目左8~9

ともえ市場としては
昭和3年(1928年)に開業、
その前は1920年頃から兼売市場として営業していたそう。

平成24年(2012年)2月23日、ともえ市場の屋根が雪の重みで崩落してしまう事故が発生。


現在は藤本青果店1軒しか営業していません。

過去お菓子と餅「もりき」「 まき魚店」あったそうです。

市場正面のともえの文字
ともえ市場入り口左側に閉店している「ファッションフロアーしばた」
 
ともえ市場内部に入ってみます。
すべてシャッターが閉まってますが、1番奥に電気が点いています。
閉店した そばとうどん「泉家」の看板
さらに奥に進むと「みくに毛糸店」
一番奥に藤本青果店が営業していました。
ともえ市場内「藤本青果店」
住所:北海道旭川市3条通3丁目左8
電話番号:0166-22-4104
HP なし
場所

藤本青果店のはかり、まだまだ現役で頑張っています。

藤本青果店さん向かい、木製の扉もなんとも言えない雰囲気ですね。
写真右側の通路の奥には
共同トイレ発見、昭和レトロたっぷりです。
「新町市場」
旭川市7条西1丁目
過去セイコーマート旭川7条店付近にありました。
 
「菅野青果店」「新町ラーメン」などが並んでいたと記憶しているんですが、どなたかご存知の方居ますか?
ネットで検索しても市場は出てこないですね(泣)

元「駅前商場市場」開業日不明 昭和45年(1970年)頃閉場

だった所に昭和46年(1971年)に駅前ビルが建築、2階以上は賃貸物件1階と地下に昭和レトロなお店が数件営業しています。

「拓殖市場(たくしょく市場)」昭和5年(1930年)開業、平成26年(2014年)閉店
北海道旭川市2条通8丁目
元丸井今井のあった1条・2条仲通り側から撮影。
今は駐車場となっていますが、こちらに拓殖市場、市場の名称由来は2条本通りにあった拓銀(北海道拓殖銀行)旭川支店の向かいにあった事がら命名されたとか
北海道経済たくしょく市場閉店の記事

ベアーズマガジンのたくしょく市場YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=d7_2pgEw2E0

過去のたくしょく市場の写真
丸井今井で仕事中
となりの「中国料理新華楼」で
丸井スタッフと食事したのは懐かしい思い出である。
市場内には元「今津」があり
元議員の今津寛議員は、今津の息子さんなのは、有名な話であり最盛期には市場内には20軒ものお店が連ね
旭川飲み屋街の「さんろく街」「各ホテル」などへの台所であった。

「中国料理新華楼」昭和48年開業
HP

元「中央市場」大正9年(1920年)頃発足
 
「5・7小路ふらりーと」付近にあった市場、昭和14年(1939年)大火により周辺一帯が焼失。
戦後ラーメン、居酒屋などが増え現在に至る。

5・7小路ふらりーとHP

http://furari-to.net/

「七福市場」 大正13年(1924年)開業
北海道旭川市7条通7丁目
 
火災により昭和44年(1969年)に建て替えされ現在のビルになった。
市場内には惣菜とお弁当のお店
昭和37年(1962年)開業の「七福弁当 鈴木商店」が入居。
ワンコイン以下でお弁当が購入出来ます。
 
七福弁当のお弁当は
七福市場にある「佐藤青果店」で野菜を
魚は奥にある「関根鮮魚店」から仕入れていましたが、残念ながら関根鮮魚店は閉店してしまいました。
 
塩ラーメンで有名な
昭和49年(1974年)開業「ラーメンすがわら本店」もこちらにあります。

https://www.facebook.com/sugawara.honten

元七福市場店内、七福鈴木商店でお弁当を購入するお客さんで並んでいますね。
右側に佐藤青果店、奥に関根鮮魚店があります。
七福市場から旭川市役所の裏にある
八條市場へと向かいます。

「八條市場」昭和初期開業1930年以前

北海道旭川市8条通10丁目右2

場所
https://goo.gl/maps/PSYrchBE76Mf8cuM6

 

昭和38年(1963年)に火事で半分消失

市場内は「高野豆腐店」
「スミキッチン(Sumi kitchen)」の2店舗が営業。
スミキッチンの場所では過去「幸来」と言うラーメン屋もありましたが閉店。

市場を横から撮影

八條市場正面の看板
表の看板も「場 市 條  八」と文字が逆に書いてある。

明るくなっている方に進むと、フルヤのキャラメル」武田商店の看板
天井からぶら下がっている裸電球もレトロですね。
昭和30年(1955年)開業「高野豆腐店」が営業しています。

今でも昔ながらの製造で自宅兼店舗のお店で豆腐を作っている老舗のお店です。水は地下水を利用。

八條市場の裏側、こちらが駐車場となっています。

過去営業していた「武文種類食料品店」の昭和レトロな看板もあります。
八條市場と高野豆腐店の記事はこちら

高野豆腐店と八條市場訪問の記事

 

令和5年(2023年)追記

令和5年(2023年)12月
八条市場が解体。
建物が跡形もなく取り壊されて
しまいました。
 

イトーヨーカドー付近に移動。

「大黒市場」昭和2年(1927年)開業
北海道旭川市9条通13丁目左2号
 
 こちらの美容室とアパートあたりが、大黒市場跡地になっていますが何も面影は残っていません。
近くのイトーヨーカドーが昭和55年(1980年)7月開業だからそればではすいぶんと栄えていたんでしょうね。
イトーヨーカドーの屋上看板、アルバイトで設置に行ったのも懐かしい思い出ですね。
「大黒市場」写真、純喫茶ヒッピさんより引用

純喫茶ヒッピさんのブログ
https://www.japan-cafe.com/entry/63375465

写真撮影している方いるんですね。
こんな市場だったんだ~裏口もあるそうで詳しくは純喫茶ヒッピさんのブログを見て下さいね。

「7条市場」写真は純喫茶ヒッピさんより引用
純喫茶ヒッピさんの7条市場ブログ

https://www.japan-cafe.com/entry/64108518

 

「7条市場」大正10年(1921年)開業
北海道旭川市7条通15丁目左5~6
写真右の大江商店と左側にある竹内生花店の間でこの辺だと思うのですが…

純喫茶ヒッピさんのブログをもとにこちらの市場も探しに行きましたが場所すら特定できなく見つける事が出来ませんでした。
 
次は15丁目銀座街。
旭川で1番最初に出来た市場で今も現存する第一市場がこちらにあります。
「第一市場」大正7年(1918年)開業
北海道旭川市3条通15丁目693−3 第一市場

 

場所
 
現在営業しているのは「外川商店」「小原精肉店」「あさひ餅店」「かねはら蒲鉾店」の4店舗。
第一市場の外では外川商店があり入り口と市場内に商品を並べています。
市場内へ入ります。
大正5年(1916年)開業「外川商店」

昭和34年(1959年)開業「かねはら蒲鉾店」
添加物が入っていない蒲鉾が購入できます。
HP なし
1パック300円商品 右から一番人気の玉ねぎ天、ひじき天、ごまごぼう天、みそ天、なんばん天
2個で500円
390円商品 紅たこ天、黒こしょう天、ウインナー天、チーズ天、チーズ南蛮天、やさい天、チーズ巻き
食べ方
トースターで1分温めてから
・醤油、わさびで(山わさびだとなお良)
・マヨネーズと一味でおつまみ風に
・鍋、おでん、しゃぶしゃぶの具としても
こちらは「旭川信用金庫銀座支店」で紹介されていたかねはら蒲鉾店。
旭川信用金後銀座支店は15丁目の市場、近隣の情報などを提供していたのに、令和6年(2024年)3月8日で現店舗での営業を終了し、本店内に移転するそう。
残念ですね。
大正7年(1918年)「小原精肉店」開業 令和元年(2019年)12月末閉店
 
後継者不足と冷蔵設備の老朽化で
創業101年目の2019年12月末で閉店
小原精肉店の前には昭和レトロな1人掛けの椅子が置いてありました。
昭和32年(1957年)開業「あさひ餅店(村岡)」
いちご大福なども餅が絶品である。
 
マルウントラベルのモトクラシーでも取材に来ていたんですね。
「銀座ストアー」昭和30年(1955年)開業
北海道旭川市4条通15丁目
場所
 
店内は「フラワーショップワタナベ」
「吉住鮮魚店」
「渡辺果実店」などが営業
銀座ストアー店内
「ニュー銀座市場(元新銀座市場)」昭和38年(1963年)開業
北海道旭川市3条通14丁目1279−10

場所

銀座市場の中ではこちらが店舗数が1番多い市場になります。
追記
2022年現在営業中店舗。
山住魚住青果店、愛宕精肉店、銀座フラワー
菊大惣菜店、平野鮮魚店、早坂商店、田丸精肉店。
3条本通側から
「山住魚住青果店」
「愛宕精肉店」
 
こちらの【鶏肉、豚肉味噌着け】とかハンバーグが絶品。味噌付けは白みそ、赤みそをオリジナルブレンド、真空パックで販売してます。
「平野鮮魚店」
「早坂商店」
「田丸精肉店」
3条4条仲通り側から撮影。
15丁目銀座商店街には、銀ビルがあり過去回る屋上レストランがあった。
 
次は日の出市場に移動

「新日の出市場」昭和8年(1933年)開業
北海道旭川市4条通21丁目
場所
https://goo.gl/maps/CWae7FTMjuhAcFH6A

 

市場としての機能はしていませんが、過去10軒あったお店の看板がそのまま残されており、市場内では昭和23年(1948年)開業の「日の出食堂」1軒のみ営業しています。
新日の出市場内で一軒だけ営業している「日の出食堂」
住宅部分の写真左上に増築している出っ張りが気になります。
現代で言うと出窓のような造りになっています。
新日の出市場を横から撮影、一番奥に日の出食堂が見えます。
ず~と続くトタン屋根の芸術を見る事が出来ます(笑)
4条本通りに面している側から撮影
4条通りは車の交通量も多いんですが、こちらの外看板に市場の看板は見当たらないのでここが市場だと、気づく方も少ないでしょう。
写真の自転車が置いてある入り口から中へ進みます。
 ぐるって回って4条通り側から市場内へ進みます。
高橋たばこ店、細谷青果店
遠藤はきもの店、村上洋装店
笹川菓子店、徳光精肉店
日ノ出食堂(現在も営業中)、山城書店
過去たくさんの子供達がこちらの山城書店に来ていたんでしょうね
本田燃料店、本田米店

4条5条仲通り側へ出ました。
出口にも新日の出市場の看板が
旭川商業協同組合もこちらに入居していたのかな?
2017年8月18日6条本通側より撮影
 
「蓬来市場(ほうらい市場)」昭和7年(1932年)開業
北海道旭川市6条通19丁目
場所

 

最後に残っていた「大和美術」が移転のため、令和元年2019年に取り壊し中の市場。
大和美術は宮下通16丁目1192-2に移転。

 

友人からの情報

過去入居していた店舗(一部)
・山本豆腐店
豊岡9条4丁目1-18に移転
・成田商店(雑貨店)
・川端商店(酒屋)
花屋、カニ屋なども短期間入居していたそう。
2017年大雪通り沿いから見たほうらい市場
2019年12月撮影
半分壊されていますが6条7条仲通り通側から撮影。
大和美術も移転されています。
これの倍の大きさがあったので数多くの店舗が入っていた事でしょう。
冷和元年(2019年)12月
建物が少しずつ解体されています。
半分解体され、2020年春にはすべて解体されるそうです。
残念~~~
 
他にご存知の事がありましたら教えてくださいね。
 
「ほうらい市場」春に解体予定でしたが2020年12月に解体され跡形もなくなってしまいました。 
 
「6号市場」跡地  昭和5年(1930年)頃開業
春光6区1条6丁目  解体
 
こちらの「靴のオガタ」右側に6号市場があったそうな。
現在は駐車場となっている。
靴のオガタはまだ営業しているが
靴の販売はしていなく、現在は宝くじ販売のみで
月に数日シャッターが開き営業していました。
市場の話をすると店主さん懐かしがっていましたね
 
ん?駐車場に
昭和レトロな車が
これは昭和40年代のマツダ車
サバンナ?ファミリア?
今は無きロータリーエンジン搭載なのかなぁ?
次回見に行ってみます。
 
番外編
 
比布町
川端市場