カズさんの手ぬぐい帽子 | HANAトリネガ両側乳癌&IgA腎症&卵巣癌闘病記

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卵巣癌手術、抗癌剤、維持療法

時々HSC娘の不登校について
のブログです。

先日、ブログを通してのお知り合いのカズさんから、手ぬぐい帽子をいただきました!
抗がん剤治療中で脱毛真っ盛りの私に、お忙しい中、帽子を手作りして下さいました。
とても素敵な経験になったので、紹介させて下さい。


私は二度目、四年ぶりの脱毛だったので、当時使っていたケア帽子を出してきて、使っていたのです。
それは一度目の入院中に病院で被るために買った、グレーやブルーの無地の綿ニット帽だったり、家では当時2歳だった娘の着れなくなったTシャツの胴部分を切って作った綿の帽子だったり。
今回は術後の脱毛だから、家の中で被るだけ。家族以外に見られることもないので、全く何も考えないでそれらの帽子を使ってました。

でも。
カズさんから、私の好みの色合いや柄のリクエストでチョイスして頂いた帽子が届いて、被ってみたら、カワイイ。
気分が明るくなった事にびっくり。
もちろんさらっと通気性も良くて、ゴムも痛くなくって、機能的にも、私の持っていた帽子より快適なんです。
でも機能面以上に、こうして家の中だって、脱毛中だって、好きな柄のカワイイ帽子で過ごした方が気分が良いに決まってるじゃぁないか!と目からウロコが落ちました。
いいの病気なんだから、とか、いいのどうせ、とか、知らず知らず目を伏せたり諦めたりが多い闘病生活だからこそ、もっと自分にご褒美だったり、飴が必要だという気持ちもしました。

しかも年長さんで、ママのハゲを受け入れたくないお年頃の娘の分も色違いで作ってくださって、彼女が被るとハイジのような可愛らしさで、二人で楽しむことができたことも、感謝しています。

その他色々な心遣いと、カズさんの念のようなものを感じて、これまたジーンと来ました。

私にも帽子を作ることはできるかも知れない。
けれど、心を込めて、祈りを込めて、自己満足ではない形で、相手に気持ちを届けることは、今の私には到底できないことだと己の小ささまで恥じたりしました。
だって多分、生地の下洗いまでもされていたと思う。
カズさんの精神をカズイズムと名付けました。

毎日被ってます。
いっぱいパワー届きました。
本当にありがとうございました。

カズさんのブログをリンクで貼りたかったんだけど、やり方がわからなくってできまさん。
でもカズさん×手ぬぐい帽子で検索したら出てきましたので、興味のある闘病中の方、ご覧になってみて下さいませ。