＜お知らせ＞
4/21（木）ＮＨＫ総合で、「”女ざかり”のがん」という特集をやるようですよ！
興味のある方は是非ご覧くださいね。
ＦＡＸで質問を受け付けるらしいです・・・。
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初めてのタキソテール投与から10日後。
手の甲の、点滴の針を刺していた辺りが赤くなる。
ひりひり、痛い。やけど？真っ赤だ。
村上春樹のねじまき鳥クロニクルで、顔に突然あざができてしまう主人公。
そんなことを思い出す。
医者の友達二人に写真をメールし、これ、何？って聞いてみる。
点滴漏れだよ。医学生の時、抗癌剤がもれるとひどい皮膚炎になるから、
絶対にもらしてはいけない、って習ったよ。との返信が。。。
もう一人からは、何で手の甲から点滴をしているんだ？との返信。
何故なのでしょう
（今のＴ病院では手の甲は使いません。）
点滴漏れか。点滴中には気づかなかったな。。。
看護婦さんも何度も見に来ていたけどな・・・。
しっかし、これ痛い
。
頭にきたので、病院に電話する。
地元の皮膚科に行けばいいですか？と聞くと、薬がないかもしれないから、乳腺外科に来てください、とのこと。
予約なしで病院に行く。
看護師さんたちは平気な顔で、これどうしたんですか～？と聞いてくる。
点滴漏れだと思うんですけど・・・と自信なく答える。
（違うの？珍しいの？見たこと無いの？）
Ｍ医師に見せる。
「タキソテールだと時々こうなっちゃう人がいるんです。」
まるで、私の体質のせい、みたいな言い方をするので、
「じゃあ次回もなるんですか？」と確認する。
「次回からはならないように気をつけます。」とＭ医師は言った。
よし、しっかり頼むぞ。
そして軟膏を何本も出してくれた。（お金払うの私なのよ
）
会社に居る乳癌の先輩は私の手の甲を見て、
「あ～私もなったけど、ちゃんと消えるから大丈夫よ！」と励ましてくれた。
その先輩の言葉は時にドスンと胸に響く。
「混乱しちゃうこともこの先、時々あると思うけど・・・」とか、
「闘病中は家で枕に顔をつけて、大声で叫んでいた」とか。
８年前、そんな思いで治療していたなんて、ちっとも知らなかった。
術後、娘を抱っこできるか心配していると、
｢重い物も全然持てるから平気よ｣
と教えてくれた。
いつもありがとうございます！
点滴もれは５ヶ月経った今も、まだうっすら残っている。
＜乳癌関連の出費＞
【今回の治療費】 1,030円（３割自己負担）
【治療費の総額】272,600円（治療開始から４ヶ月）