FECの4回目(最終回)が終わった。4回目の副作用は・・・
<副作用>
過去3回と比べると、吐き気が一番強かった。
投与翌日まで気持ちが悪くて食べられなかった。
それ以降も、大好きなコーヒーが飲めず、病院のことを考えただけで気持ち悪くなった。
初めて発熱した。子供に風邪をうつされた。
M医師からは37.5℃以上の発熱があったら、乳腺外科を受診すること、と言われていた。
白血球が少なくなっているため、自力で病気をやっつける力がないためだ。
でも発熱は37.4℃だった。微妙だが、子供がいつも通っている近所の内科へ行った。
抗癌剤治療中だと告げて、お薬をたくさん貰う。
センセ「歩いているだけでも病気を貰っちゃう体なんだから、気をつけなさい。僕で力になれることがあったら、言ってね。」
・・・心強くなった。ありがとう。センセ。
ただの風邪だったのに、鼻と喉が全然よくならない。
副鼻腔炎にまでなってしまった。丸二日間寝込んで、結局1週間ほど風邪っぴきだった。
抗癌剤のせいで、体が弱くなっているんだな~、と実感した。
体が弱いと気持ちも弱る。
ようやく生理が止まった。
そして、発毛してきた。ヒナのような毛。
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初回タキソテール投与のため、乳腺外科外来へ。
<問診>
相変わらずの触診のみ。
きっとしこりのサイズも変わらないんだろう、M医師は「順調ですね」とだけ言った。
この辺りから、M医師に質問しても、帰ってくる言葉があまりに少ないので、疲弊してくる。
インフルエンザの注射は受けていいですか?と聞くと、点滴から3週間経過したら受けていい、と言われる。
血液検査がOKだったので、点滴センターへ。
<点滴センター>
FECのせいで、血管が痛んでくる。
点滴の針がなかなか簡単には入らなくなってくる。
ブスブスと3回ほど失敗され、違う先生が一発で入れてくれた。
前回は点滴を開始した時点で吐いてしまったが、なんと今回は、点滴前に吐いてしまった。
もう、だめ。前日の夜から吐き気がしていたほどだ。
吐いている時に薬剤師さんから今日から始める抗癌剤タキソテール(ドセタキセル)について説明を受ける。
・吐き気は少ない。
・脱毛する。
・指先のしびれが起こる。
・爪が変色する。
若い男の薬剤師さん。M医師よりも話しやすい。
薬剤師「この薬は吐き気は少ないんです。もし必要だったら、次回からお薬を使うことも可能です。あるいは、今回がんばってみて、ご自身でも吐き気が少ないってことを納得できれば、次回から吐かなくなると思いますよ。」
・・・要約すると、今吐いちゃってるのは、私のメンタル面の問題だから、次回から精神安定剤的なものを入れてみますか?それとも安定剤使わないで大丈夫そう?ということ。
私 「大丈夫だと思います。」
私 「髪が生えてきたんだけど、薬が効いていないんでしょうか?」
薬剤師「体も薬に対する耐性ができて、慣れてくるんです。薬の効果とは関係ないですよ」
薬剤師「また心配なこと、聞きたいことがあったら、呼び出してくださいね。」
と去っていった。不安なことを気軽に聞けるって、大切。
タキソテールが始まるとふわっと眠くなる。点滴中にぐっすり眠る。
点滴にアレルギーを起こすことなく終了。
あれ?気持ち悪くない!なんか元気!
昼食も普通に食べることができた。
抗癌剤の種類によって、こんなに副作用が違うのかっ!と驚いた一日。
<乳癌関連の出費>
【今回の治療費】 41,970円(3割自己負担)
【治療費の総額】271,570円(治療開始から4ヶ月)