「いわゆるトリプルネガティブってやつです。」
M医師から言われた言葉をきっかけに、乳癌について勉強を始めた。
これまで読んだ本のうち、お勧めのものを5冊紹介する。
<雑誌>
【乳がんかもといわれたら-乳がんの最適治療2010-2011】日経BP書店
最初に買った本。
広く浅く、情報が網羅されているので、最初に読む本としてお勧め。
カツラメーカー、帽子、治療費など参考にしました。
巻末には全国の病院データ(医師の数、手術数、再建の有無、患者サロンの有無など)も掲載されている。
4月ごろ、最新刊が発売される。
<医師が書いた本>
【乳がんが見つかったときにまず読む本/中村清吾】主婦の友社
当時聖路加国際病院、現在昭和大学病院 ブレストセンター長の中村清吾先生の書かれた本。
乳がん治療は患者が治療方法を選択するんだ、という考えの下、治療をしている。
丁寧な説明でわかりやすい。
この本を読んで、こんなこと主治医から言われていない!と不安になった。
<体験記>
【乳がんを抱きしめて/小堀昌子(中村清吾監修)】PC出版
39歳で乳癌患者だった著者の治療記。トリプルネガティブで治験を受ける。中村清吾先生の患者さん。
ブログのように、いつ、どんな治療をしたか、がわかるので、とても参考になった。そして前向き。
著者が友人から「一番の医者に診てもらうこと!」と言われている。
その言葉は私にも重く響き、結果的に転院する。
<体験記>
【乳がんなんかで泣かない-涙を微笑みに変えるまで-/リボンの会】扶桑社
20代、30代で乳がんになった若年性乳がん患者たちの体験記。
患者さんの乳癌タイプ一覧表があり、自分に近いタイプの患者さんがわかるようになっている。
<絵本>
【おかあさん だいじょうぶ?/乳がんの親とその子どものためのプロジェクト】小学館
子どもに自分の病気をどう説明しようか迷っていた時に出合った絵本。
お兄ちゃんと妹に、脱毛や全摘について話している本。
最初に息子に読んだ時、聞いてないかな~と思ったが、私の手術入院前日に息子が妹に読み聞かせしてくれた、思い出の本です。