FEC３回目の副作用。２回目との違いは・・・
＜副作用＞
・血管痛が楽だった。点滴を刺す場所や、点滴を流す速度によって違うのだろうか。
・吐き気が強くなった。点滴翌日まで、食事をしたくなかった。
その後も病院のことを考えるだけで、気持ち悪くなるほどだった。
大好きなコーヒーが飲めなくなった。
病院に行きたくなかった。
具合悪くなるってわかっているのに、おとなしく病院に行って、点滴されなきゃいけないなんて。
毒が入っていると判っていて、自分から毒を飲む人がいるだろうか。
FECを打たなかったら、私は元気なのに。
FECから逃げ出したかった。あの色（イチゴシロップ色）を見るのも嫌だった。
癌患者は偉いな～。命がけだからみんな仕方なく行くのか。
FECは嫌だが、止める勇気なんて全然ない。
夫に愚痴る。本当に病院に行きたくないの。
夫はさらりと、今回で最後じゃん、と言った。そのとおり。
がんばれ、とか、行かなきゃだめだ、とか、余計な言葉は一切なかった。
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４回目の抗癌剤（FEC）投与のため、乳腺外科外来へ。
＜問診＞
相変わらずの触診。超音波はしなくていいの？
今回はM医師が何センチか言わないので「２センチ以下ですか？」と聞いてみると「そうですね」と言われる。
自分がトリプルネガティブだと知って、自分で調べた結果、再発しやすいタイプだと知る。
先生に一番聞きたいことは、「私、死ぬの？」ということ。
でも、お忙しそうで無口なM先生相手に、そんなこと聞けなかった。
代わりに「抗癌剤治療中も転移しますか？」と聞く。
先生は「まず、ない」と短く答えた。
それ以上、何も聞けなかった。
今回も血液検査はOKだったので、点滴センターへ向かう。
＜点滴センター＞
点滴開始。
吐き気止めの点滴が始まった時点で、途端に吐き気に襲われ、ゴミ箱をつかんで吐く。
抗癌剤始まる前に吐くやついるか～？？？
看護師さんに掃除してもらう。申し訳ない。
相変わらず、メンタル弱いな～。
鼻がツーン。薬の臭い。
その後も点滴中に何度か吐いてしまう。
会計と薬局が遠く感じる。
ビニール袋片手にドキドキしながら会計を済ませ、薬局に行き、タクシーで家に戻った。
＜乳癌関連の出費＞
【今回の治療費】 38,130円（３割自己負担）
【治療費の総額】229,600円（治療開始から３ヶ月）