岸一面にハゼ師が並び壮観な景色を眺めながらこちら側は人も少なく、落ち着いた感じ。
ただ当たり前ですが間髪入れず餌が落ちてくるより3-5mくらい間空いて釣り師がいて釣る方が隣同士の干渉もなく釣果には良い影響与えそうです。残り物には福がある、と思い準備。
開会式、一度受付のある対岸の方に集まってからの移動だったので対岸の人に比べると戻ってから準備をはじめたので手間取りバタバタ。398さんが一人一人の様子見て待ってくださったので待ってもらい餌つけして落とすだけの状態になってスタート切れました。
メイン餌は水でふやけたイソメ
意図的にしたわけでは無くて、先週の海釣りのあまりイソメ、前日に弱ってなかったのだけどなんと無く水と塩を入れて水分補給したつもりが塩分低くて水分を吸い込んでパンパンになった死んだイソメに。ただプルプルしてるし、イソメ特有の気持ち悪さがなくなって手で触っても違和感ないホタテのような感覚に。事前のウォーミングアップでも釣れてたのでタラシなしの食わせイソメならエサが動く必要ないしこれで行こう、と決定。硬さも取れて食いもいい気がします。
タラシつけるとホタテと同じで針以外の部分を喰われて持っていかれることがこのエリアでは多かったです。メダカサイズが多いからだと思います。過去にはタラシのイソメに食いついたものをそのまま釣り上げ(針かかりせず)ということもありました。
まだ活性高いのでふわりと落とせればタラシは短くても今日はあたりでてました。
普段はホタテ派ですが短時間の手返しとなるとイソメの方が連続して釣れるのでやや分があり。
とはいえハゼホタテ推進派としてはハゼホタテも使っていきたいのでバックアップで用意。
今回はホタテを使った釣りのマナー向上にも役立つのでは?というコンセプトでホタテ置きを製作。塗りが間に合わず後10回くらい塗ったらいい感じになるので仕上げは後日。
パイプタイプの手すりの曲面にも合う形状。ランガンで立ち位置調整する時はこの皿と竿だけを持ち歩けば釣りができます。タッパの蓋だと平らで置くことができず、ホタテ直置きは手すりを汚すので避けるべき。ホタテ手持ちでやるのは片手が塞がるので針外しの部分の手返しにも影響が出てしまいます。竿以外のものは必要な時以外は手に持たない方が対応力が高まるとかんがえます。
平らな手すりにも対応
趣の部分ではまだ課題あり
餌はこの二つで勝負。
まずは最初の20分セット。時計を見たらプレッシャーになるので携帯は全く見ずにスタート。
対岸より深いけど落としたら一投目でヒット。そこから手返しよくニ投目、まさかの連チャン。ここのポイントかなりいい感じ?と思いながら継続。
途中錘と針が絡まり針交換。さらにイソメ切る時に慌てて道糸も切りかけて傷入るも繋がってたのでそのまま釣り継続。いくつかトラブルもあり幸先いいスタートの割には後半伸びず1セット目終了。結果は8匹。
はじめての大会でどれくらいがいい数字かわからないけど悪くはない?と思い次のセットに向けて準備。移動していいとは言われたものの当たりがないわけではないのでこのまま同じ場所で2セット目もやることに。
ハゼを愛たり。
後で、冷静に考えるとこの8匹も足元にはなしてもう1度釣れる可能性にかけた方が数字は伸びたのかもしれません。ハゼをキープしたまま次のセットへ。
次のセットはイソメとホタテと両方使いながらスタート。4cmくらいの小さいサイズも釣れて数にはカウント。今回大会中は一度もヌマチチブ混ざらずハゼだけが釣れてました。
釣っている間は写真を撮る余裕も周りの様子も見る余裕もなく釣果だけですが2セット目も8匹。いままでのスカイツリー付近の釣りの感覚からすると出来過ぎなペース。同じ場所で16匹釣ったので後半数が伸びなくても仕方ないと思いました。余裕があれば1mだけでも位置ずらして釣った方が数は伸びたかもしれません。
いい点としては、イソメの餌持ちの良さに助けられ、針サイズを小さくしたのでミニサイズも釣れたのがいい結果になったと思いました。
観察ケースに写してミニバックにはめて記念撮影
スカイツリーと撮影、この後すぐ離しました。
途中で何回か急に水の流れが出るタイミングがあって右に左にと仕掛けが流されていきました。ただ、水の流れがあるタイミングでよく釣れていた印象もあるので流れが時々あるのは釣りにとってはいいことかもしれません。錘が軽いのでそのタイミングだけ流されてしまうので垂直に落とすことを意識するか流されたまま横に引きずってあたりをとりに行きました。一度だけ板鉛追加しましたがそれに絡まったのと流れが落ち着いたので取り外し。
あっという間に予選終了、集計のスタッフさんたちが走り回りました。対岸の人は決勝に出るとなると移動しないといけないのですが自信あるわけもなく、軽く荷物まとめるだけで結果発表待ちに。
決勝進出者は11名、との事で下から発表、16匹で〇〇さん、と呼ばれたあと、同率でTakaSpinさん、と呼ばれました!慌てて荷物まとめてお立ち台へ。
一位は32匹と自分とダブルスコア。しもり仕掛けでおもりも軽く、針は5号とのことでした。
決勝は一列に並んでカメラの画角に収まる範囲でスタート。時間制限はなく、2匹早く釣ったもの勝ち。
準備万端で餌を落とすもあたりがない、、、魚に巡り合えず探ってる間に1分たたず2匹釣り上げて優勝者決定。
あっという間の決勝でしたがベテランの皆さんに混ざって初心者である自分が居ただけでも嬉しかったです。
大会後、398さんに貴重な竿を見せていただいたり、記念撮影をしていただきイベント終了
ハゼホタテ、最後にまだあったので閉店間際に、買ってもいいか確認してから箱買い!(写真中央)。多分今年中には無くなりそう、、、
過去の鯊王の動画も見ず知識もなく参加しましたがとても楽しめました。大会があると分かってから今までのハゼ釣りと小物釣り経験を動員して作戦を立てて、釣り歴の短さを道具と作戦でカバーできたのかなとは思います。場所を使えるきっかけを与えてくださったもりぞうさん、運営に関わったスタッフの皆さん、主催の398さんありがとうございました。とても楽しめてハゼ釣りの楽しみ方が広がりました。
イベントが16時に終わるもこのまま帰るわけはなく、2時間ほど色々試して楽しみました
鯊王後に16匹