とても楽しいイベントでシーズン中は毎月開催してほしいと思いました!また来年参加したいと思います。


私は釣初心者です。

多くの新しい釣り人と同じようにコロナ禍で釣りを始め、ハゼ釣りを一昨年から始めて398さんの動画を見て衝撃を受けて真似してみるもあまりしっくり来ず(自分の釣り場と状況が違った)でも素晴らしい竿やハゼホタテに取り憑かれて、今年になってスカイツリー通いだしつり人10月号を読んで"縦の釣り"というワードで全てのピースがつながった!と思ったタイミングで鯊王決定戦というイベントがあると告知されすぐに申し込み。


398さんに会えることと、ハゼ釣りをする人たちと巡り会えることが楽しみすぎてイベントに向けて色々準備しつつ臨みました。心配された天気も一時小雨がぱらつく程度で問題なく。



12時前に着いてとりあえずスカイツリー付近で釣り開始。普段よりも釣り人も多くあの人もこの人も鯊王行くのかなとワクワクしながらの釣り。

使用してる竿は幸釣をたもとにトーキョーマハゼの竿先を使ったズームロッド仕様。五尺と六尺が簡単にサイズ調整できます。スカイツリー周り七尺だと少し持て余す長さだと感じてます。ヘチ釣りの方が釣れるので竿の長さは水深に合わせた長さで問題ないかと。


ここ最近(昨日も来てましたが)のスカイツリー前の攻略法として流れがほぼないので錘は激軽の板鉛で調整可能にして、4cmクラスの豆サイズも釣れるように針もハエスレの3号でウォーミングアップ。トーキョーマハゼのロゴが6cmなのでサイズがかなり小さいのがわかります。


楽しむ釣りなら針の号数上げていいサイズだけ狙えばいいのですが短時間での数釣りとなると食いついてくれたハゼは全部釣り上げてかないと数が稼げません。会場となるエリアはスカイツリー前の区画と違ってヌマチチブやドンコがあまり混ざらないのてあたりがあればほぼハゼです。


短時間でつ抜できて時間になったので移動開始。同じタイミングで竿をしまって受付に行く人たちが結構いてみんな同じだなと思いました。


13時ギリギリに受け付け。398さんにもお会いできてお話しできてうれしかったです。エントリーで100名近く、実参加者が76名もいて結構な規模のイベントだったのでびっくりしました。

物販コーナーには試作?の和竿をはじめステッカーなどの各種グッズがありました。ハゼホタテがあったのでちょっと期待はしてましたが買えるとは思わずとりあえず4つ購入。イベント終わりで在庫があればまた買わせてもらうつもりで少なめで我慢(笑



受付側は既に埋まってたので今までやったことのない対岸へ。水深一定だと思ってましたがこちらの方が20cmくらい深い感じ。底から少し浮かせたところに素早く到達させるために水面付近に目印をつけてたのでまずは底を取る作業から。

錘が軽いので沈めてから浮かすよりも目印を目安に置きに行く方が狙ったところに早く置けて上から自然に餌が落とせるのであたりも出やすく合わせやすかったです。


今回はいくつかこの水路特有の対策を練ってます。短時間の数釣りということで手返し命になるので基本動かずに全ての動作が完結できるように二つ仕組みを考えました。一つは基地を作ってそこから攻めていくスタイル、もう一つは江戸前の釣りよろしくランガンに対応した水箱スタイル。

受け太郎で抜群の安定感

受け太郎にお盆をつけて作業の全てが手すりの上で完結するようにするパターン。ホタテ餌の釣りよりは切ると掴むが必要な道具が複数あるイソメの餌の場合のパターンを想定。素手で全てやると餌付けのたびに手を洗うか拭くかの動作が発生するので道具使う方が結果手返し良くなります。


これの問題点は固定した後ハゼがいないポイントだった場合、移動する場合、機動力が落ちる点。とはいえ今までの手すり付近の釣りにはない収納力と安定感でリズムに乗れば一歩も動かずに全てが完結する籠城上等のお城的な構成。

ハゼお膳、としてこのスタイルはやらせていきたいです。ヘラブナのお膳にインスパイアされてます。

イベントに向けて無理やり間に合わせたので趣きが足りてないので皿や餌掴み、ハサミもこだわっていきたいところ(鋏は塗りが間に合いませんでした


そしてもう一つの秘密兵器が機動性優先の水箱仕様




作業場、カウンター、水箱、仕掛け、針ケース、針外し、プライヤー、ライトなど必要なものが全てここに入ってます。コンビニ限定でUber eatsのミニバックがあったのでこの発想になりましたが無くても大丈夫です。



ランガンスタイルの場合

首にかけても使えるので立ち込みの釣りにも対応。




平らな手すりでももちろん使えます。


Uber eatsのミニバックの再現度の高さがハゼを愛でることにも役立ちます


手前のポーチ部分にはケースなど入れて各種道具しまうのですが底が見えるのでハゼを愛でることができます


底にいるハゼだからこそ役立つこの窓。ジッパーを開けて覗くと目が合うのでニヤニヤしてしまいます。


道具の解説で長くなったのでここで区切ります。次は大会スタート編!