早いもので再渡米をして一カ月が過ぎた。

日本に帰ったことが今では夢のよう。

夢ではなかったことを証明すべく、今思い出してみようと思う。

箇条書きで送る、日本の思い出。



1月19日午前5時、日本到着。

寒っ!

当たり前に言葉が通じる。

それだけで不安が除かれる。

なんだ、この安心感は。

バス案内所のお姉さん、親切。

バス亭のおじさん、お節介。

タクシーのおじさん、不機嫌。

信号機が横。

日本だなぁ。

っていうか、寒い。

寒波と共に来日したらしい。

初雪・・・。

しんしんする。

しかしどこの便座も暖かい。

しかも肛門を洗い流してくれる。

ちょ、こちょばいー。

牛丼、早い安い美味い。

くしゃみをしても皆無反応。

風呂、最高!

ドコモのお姉さん、どこまでも親切。

でっかいお風呂はなおの事最高!

雨の中坂ダッシュ、階段ダッシュ!

しかし、凍える。

やっぱり風呂最高!

やっと里帰り。

心のつっかえが一つとれる。

免許の更新ごたごた。

海外行ってましたからね。でも伝えましたよね。

判子の存在意義とは?

とにかく違反はしないに限る。

関西(かんぜい)高校で練習。

マンナリ(走りのコース)一位。先輩の威厳をぎりぎり保つ。

役所に行った時、改めて日本語が通じる事の暮らしやすさを実感。

気になる事はその場で聞けて、その場で解決。

同じような事をアメリカでしようとした時の苦労とは雲泥の差。

岡山の次は広島じゃけん。

お好み焼きはみっちゃんじゃけん。

思いの外、くつろぎっぱなしの広島。

再び、相模原へ。

大使館はやっぱり苦手。

しかし、コンビニって楽しいなー。

いい加減、寒さに慣れてくる。

駒澤大学の後輩にボコスカ殴られる。

井上君にも殴られる。

やっぱり俺はまだまだ強くない。

二年半年、人はそんなに変わらない。

自分も含めて。

嬉しかったし、安心した。

しかしそれぞれ取り巻く環境は変化しているようだ。

皆、頑張っとるし、皆、悩んどる。

きゃりーぱみゅぴゃみゅ?

AKBを目にしない日はない。

毎日見るのに、前田さんと板野さんしか、顔と名前が一致せん。

僕を応援をしてくれる人がいる。

知り合いだけでなく、初めて会う人も。

ぼちぼち帰りたいな、アメリカへ。

早くアメリカでまた頑張りたい。

俺達の暮らしは海の向こうにある。

2月7日17時30分、アメリカ到着。



そんなこんな里心つく間もなく終えた約3週間の初帰国。

なんだかんだスパーは80ラウンド。

どうしても逢う事が出来なかった人がいるのが心残りだが、次回への楽しみに。

もっと多くの土産話を片手に再会したいと思う。



そして、一度日本に帰った事で、アメリカと日本、両国の自分にとっての暮らしやすい部分、暮らしにくい部分が浮き彫りになった。

双方善し悪しはあるものも、それを実感したことでアメリカ生活で心の部分が少し豊かになった気がする。

今、働いている会社の社長が去年の忘年会で言っていた。

「カリフォルニアの一番はやっぱこの気候なんだよ。」

雪国出身の社長は、「東京に行けばあったかいだろ。」

と思い、上京し、「んだよ、東京も寒ぃーじゃねーかよ。」

といって渡米したらしい。

それだけではないかもしれないが、そう言っていた。

その時は気候かい、って笑って話したが、日本の寒さを体感した後の渡米では、カリフォルニアのこの気候がとても愛おしく、重要なものだと実感した。

もちろん、それだけではないけどね。

不便はまだまだ多いが、アメリカ暮らしも悪くない。