こんにちは、メンタルコーチのTaKaです。
今日は
目標を達成できない理由
をテーマにお話しします。
私たち人間には面白い習性があります。
それは、何か良いことをすると、気分がよくなり、
そのせいで逆にちょっとくらい悪いことをしても構わない、
と思ってしまうのです。
こうした特性を心理学では「モラル・ライセンシング」といいます。
具体的なストーリーにして考えてみましょう。
あなたは今、ダイエットに励んでいます。
3ヵ月後までに5kg痩せることが目標です。
さて今日は朝からジムに行き、
エクササイズでしっかりトレーニングをしてきました。
汗をかき、運動の素晴らしさを改めて体感したあなたは、
とても清々しい気分で家に帰ります。
家に着いたあなたは、乾いた喉を潤そうと冷蔵庫を開けると、
美味しそうなスイーツが目に飛び込んできました。
そうだ、これは昨日、職場の同僚からもらったんだった。
ジム帰りですっかり良い気分になっているあなたは、
「今日はエクササイズを頑張ったんだし、
ご褒美にちょっとくらいスイーツを食べたって問題ないわよね。
明日また頑張ればいいじゃない。」
こうしてスイーツはあなたのお腹に吸い込まれていくのでした。
いかがでしたか?
状況は違えど、似たような経験をしたことがある人は多いと思います。
このストーリーには、目標達成を阻害する大きな要素が二つあります。
まず一つめは、ストーリーの最後にある「明日また頑張ればいい」です。
人間には、今日よりも明日、明後日のことを楽観視してしまう傾向があります。
不思議なことに、私たちは今の自分と明日の自分を
まるで別人かのように考えてしまうようです。
先の例で言えばスイーツを食べたいという欲望、衝動を
明日の自分なら抑えることができると思ってしまうのです。
明日はもっと運動できる。
明日はスイーツを我慢できる。
明日は・・・・・。
こうしてずるずると先延ばししてしまっては、
目標を達成できないのは当然ですよね。
二つめは、冒頭でもご紹介した「モラル・ライセンシング」です。
頑張ったんだから、ちょっとくらいご褒美がないとやってられないと思い、
スイーツを食べることを正当化していることが分かると思います。
このように自分を甘やかしてしまうことで、
当初の目標は往々にして、達成できずに失敗に終わってしまいます。
それでは、「モラル・ライセンシング」は、
どのように回避すれば良いのでしょうか。
その答えは「心構え」です。
つまり、自分の行動の解釈の仕方を変えるのです。
ダイエットの例でいえば、
「たくさん運動した。私ってすごい。今日はあとは好きに過ごそう!」
と考えると罠にはまってしまいます。
そうではなく、
「自分が望んでいることだから運動したんだ。やりたいからやっているんだ!」
というように考えます。
これだけで、あなたの自制心は高まり、
欲望に打ち勝つ可能性が飛躍的に上がります。
さらにこの思考の手助けをしてくれるのが、
「なぜその行動をしたの?」
と自問自答することです。
「なぜジムに行ってエクササイズしたんだろう?」
それは目標を達成して、何かを得るためです。
痩せて理想的なスタイルを手に入れるため。
健康的な身体になるため。
好きな服を着るため。
目的は様々ですが、これを得るための行動だったはずです。
そもそも最初から目標を達成する気がないのなら、
ジムには行きませんよね。
多くの目標はゴールまでの道のりが険しく、
また「モラル・ライセンシング」のような誘惑も多いものです。
でもこれからはもう大丈夫なはずです。
対処方法さえ分かってしまえば、
もう目標を達成できない理由がありません。
★逆転のまとめノート★
いまの自分が明日の自分を創る。
甘やかしやご褒美の罠を回避して、目標をどんどん達成しよう!
- TaKa -