面接のポイント
よく面接をうまくこなすコツは何ですかという質問を受けます。
残念ながら常套手段というものは存在しませんが、ひとつ意識していて損のないことを提示したいと思います。それは「相手を読む」ということです。すなわち、この人にはこういう話 を、こういう接し方をすればよいかなと即時に判断し、実行に移すことです。これは相手にこびるということとは一線を画すもの、その場の雰囲気を呼んで相手の心をいかにつかむかということであり、コミュニケーション能力の一種といえるものだと思います。
相手を読むということは言うはやすし行うは難しで、具体的にどういう風にすればいいのかということをよく効かれますが、これは何度も試行錯誤を繰り返し習得するしかないとおもいます。
面接で失敗したら話にならない。と考える人もいるでしょう。そこでお奨めするのがOB訪問で練習するということです。OB訪問をリクルーティングのひとつと捉えている企業もあるようですが、それでも面接で失敗するようりはOB訪問で思い切って相手をよむ努力をしたほうがよいでしょう。数をこなすことにその場の雰囲気を読むことになれ、相手を読むことができるようになってきます。私はOB訪問をするとき常に今日はどうやって話を盛り上げよう、気に入られようということを意識していました。
みなさんも常に空気を読むということを意識しておいてくださいね。
エントリーシートに必要な要素
さてさて、エントリーシートもピークに差し掛かっていると思います。
ここでもう一度エントリーシートを書くにあたって重要な点を確認!
それは「企業側が求めている能力を意識せよ!」
ということです。学生のみなさんの多くが「大学時代に打ち込んだこと」などのテーマにおいて必要以上の自己アピールをしてしまうということが多く見られます。中には自分がひとつの経験から得たことが多すぎて何をアピールしていいのかわからないという方もいらっしゃるようです。まず自己分析で自分がどういった人間か、すなわち何が強みであるか、何が苦手なのかということを認識するということは今まで述べたとおりですが、次の段階ですべきことはやはりその企業が何をもっとももとめているのか、ということだと思います。
例えば、あなたがある女性を好きだとします。あなたが自分の長所がやさしい、男前、高学歴、ワイルドの4つあると考えているとします。その女性がやさしい人が好きだということを聞いたときあなたは自分の何をアピールするでしょうか。ワイルドであることも男前であることもあなたの長所です。しかしながらここでやさしいことをアピールしないと相手を射止めることはできないのも事実です。
この例から言えることは、まず第一に相手の好み(つまり企業の求める人材)を的確に把握すること(この女性が表面上はやさしい人が好きで実は金好きの女性だという可能性も否定できません)、そしてその相手の求める要素を的確に提示することが必要だということです。
もちろん、だからといって相手にこびへつらう必要もありませんし、そうするべきではないでしょう。しかしながら自分の能力が本当に相手にとって必要なものかということを意識する必要はありますね。
エントリーシートの効率的な書きかた
エントリーシートの効率的な書きかたについて書きます。
これからみなさんはたくさんのエントリーシートを書く機会があると思います。エントリーシートは企業によって字数や形式が違います。よって字数にこだわるあまり本来書くべきことがかけなかったり、逆に書きすぎて結局何が伝えたいのかわからなくなるといったことが起こりやすいのではないでしょうか。
まず最初に設問の本質的な意図を考えることが重要です。志望動機、自己PRなどはわかりやすいですが、例えば大学時代打ち込んだことや苦労したことなどを聞かれた場合、企業側がこの質問で何を聞きたがっているのか考えてみることが重要です。苦労したことなどは別に同情したいから聞こうとしているわけではなく、困難にぶつかったときにどういう風に対処をし、何を得たのか、ひいてはその能力をどう生かせるのかを聞いているものです。ですから、常に「本質的な質問」に答えるように意識してください。これができていることが大前提です。
次にまずは自分が書くべき要素を簡潔に並べる。ということをお奨めします。そうすることで質問に対する回答がぶれることはありませんし、たとえ字数が多かったり、少なかったりしても要素に対する根拠づけのレベルで調整すれば済むだけです。常に自分がもっとも何が言いたいのかということを意識するようにしましょう。
よってまずは質問の本質的意図を捉える、それに対してストレートに答える。という枠組みでエントリーシートに臨むことをお奨めします。
今日
新しい事業を行うことが決定いたしました。
同じく人材関連のビジネスですが、最終的にこちらのほうで収益を得て、この就職支援関連は無料でやりたいと思っています。
よく言い古された言葉ではありますが、ビジネスは「人」で成り立つものです。いくらビジネスモデルがすぐれていてもそれを行う人が優秀でなければ成功することはないと思います。
就職活動も同じだと思います。いくら立派なエントリーシートを書いても、その内容を実践してきた人でなければ、あるいはこれから実践しようという強いモチベーションのある人でなければ企業側も採用することはないとおもいます。そういった意味でもエントリーシートはあくまでも等身大であり、よい意味でその人相応のものでなければなりません。こういったことは常に意識してほしいと思います。
明日もセミナー頑張ります。
自己分析の仕方
自己分析の仕方についてどうすればいいのかという質問がありましたのでお答えします。
結論から言えば、納得いくまで自分の頭で考えるという前提で自己分析ツールを使うことをお奨めします!
就職活動市場ではありとあらゆる自己分析ツールが書籍やインターネットを通して手に入れることができます。そしてそれらのツールは実績に基づいたものであり、ある程度有用なものだと思います。
しかしながらここで気をつけなければいけないことは、「まず自分の頭で考える」ということと「結果を鵜呑みにしない」ということだと思います。前者に関してはあまりみなさんが行っていないことだと思います。まったくのゼロベースから自分ってどんな人間なのかということを振り返り、ある程度論理的に抽出しておくことがその後の自己分析ツールを通しての過程で役にたつことが多いのです。
といっても、もうすでに自己分析ツールで自己分析を試みた人もおおいでしょうから、結果が全部(というのは大袈裟ですが)まちがっているのではないかという疑問をもちながら自分の経験や考えと照らし合わせ見てください。自己分析ツールは絶対的なものではありません。あくまでも最大公約数的な回答しか提供してくれないでしょう。よく陥りがちなのはこの結果を鵜呑みにしてエントリーシートを書いたり、面接を行ったりする学生がおおいということです。本当の自分がいかに優秀であっても、魅せ方を間違えては話になりません。
自己分析は手段であって目的ではないということを肝に銘じ、R-CAPでもやってみてはいかがでしょうか。
追伸:リクルートでインターンをしたときに僕の適職はパテシエでした(笑)
就職活動時期にポジティブ思考を保つ方法
という質問をいただきましたので、お答えしたいと思います。
まず結論からいいますと、常にポジティブ思考を持ち続けることだと思います。就職活動時期だけ、ポジティブ思考に急に切り替えようとするのは無理な話で常日頃からポジティブ思考を保つことが重要なのだと思います。とは言っても、就職活動時期は特にエントリーシートで落ちたり、面接でうまくいかなったりしてへこむことが多いのも事実です。
そこで次の3点を常に意識すればポジティブ思考を保つことができるのではないかと思います。
①とにかく自分を信じる
②謙虚に受け止める
③切り替えを早くする。
次の3つは連鎖的につながっているのですが、①に関してはとにかく自分の考えを信じることが重要だと思います。とくに面接はお互いのフィーリングがあわないという理由で落ちることもありますから、自分の考えを真っ向から否定する必要はありませんし、落ち込む必要もありません。とはいっても、なぜ落ちたのかということを深くつきつめる必要があります。この点は②にも関係するところですが、面接で落ちたのであれば、失礼な言葉遣いをしていなかったかなどからはじまって自己分析は本当に間違っていなかったか、本音でぶつかったかなど、むしろ落ちることで初めて気づくこともあるはずです。そして気づいた点は謙虚に受け止めるべきです。そして次に向かうことすなわち、③切り替えを早くすることが重要なのです。
この3つを意識的に行っていれば、落ち込んでどうしようもないということはないはずです。もしそうなってしまうようであれば3つのうちどれかが不完全であるのだと思います。
繰り返すようですが、この前提には日常生活においてポジティブ思考を保つことがあります。常日頃からこういったことを心がけたいものですね。
就職活動と投資期間
一般的に株式への投資には期間があります。最近はやっているデイトレード(これは投資ではなく投機ですが、詳しくは省略いたします)という1日からはじまって3年、5年あるいは10年以上にもわたってひとつの企業に投資をする人もいます。そしてそのスタイルは人それぞれです。
それではその投資期間は何によってきまるのでしょうか。もちろん、個人の投資スタイルと言ってしまえばそうかもしれませんが、企業の成長がどれほどつづくかを基準に期間を決めるのが一般的です。ある企業が10年以上にわたって成長すると思えば、10年以上投資しますし、1年で企業の成長がとまってしまえばその株式を売却して、他の銘柄に投資するというのが一般的なスタイルです。
したがって就職活動生のみなさんは、自分に投資する際に、自分で確立した基準を元にひとつの企業ですごす投資期間を定める必要があると思います。例えば将来的に起業したい!という目的があれば、そのためにはどの企業でどれくらいの期間過ごし、何を得る必要があるのか(すなわちリターン)そういったことを慎重に考えなければなりません。
もちろん、終身雇用 を否定するわけではありませんが、常に自分の生涯の中でのいつからいつまでは何をえるためにどのようなことをする、という(生涯の中では)短期的な目標をもっておくこと、そしてそれをぼんやりとしたカタチでもよいので就職活動のこの時期に決めておくことも重要なことだと思います。
IRについて
企業にとってIR活動は大変重要です。
IR活動とは「企業が株主や投資家に対し、投資判断に必要な情報を適時、公平、継続して提供して行く活動全般」とあります。
就職活動生のみなさんも自分に投資する、あるいはしてもらう際に必要な情報を適切なタイミングで提供していくことが重要だと思います。その活動の一環としてあるのがエントリーシートであり、面接であるのです。このような活動の中で本来の自分と違う自分をアピールするということはどういうことでしょうか。
それは昨今話題になっている企業における「風説の流布」や「粉飾決算」と変わらない行為であるといえます。そういった観点からも、みなさんは「本当の自分」を常に企業側、そして自分自身にもウソ偽りのない様に開示していく必要がありますね。
次回は就職活動と投資期間についてかいていきたいと思います。
自分は割安企業と考えるべし
さて昨日から就職というものを投資と絡めて考えてみようという、私自身も不確かな(笑)テーマで書いているわけですが、今回は投資の基本である「割安」企業について書きます。
突然ですが、みなさんは「割安」です。
すなわち、企業も「過去」のみなさんを見るのはもちろんですが、それを前提に「将来」のみなさんを考えて採用するものです。したがって現時点で割高、すなわち過大に評価される必要はないのです。ありのままの自分をだし、自分の将来を明確にしていくことが重要なのです。採用担当者も「将来」のあなたに投資する一株主であると考えられます。
昨日のコメントでもいただきましたが、企業もあなたも「あなた自身」の株主であり、「あなた」に投資しているのです。そういった観点から企業が株主に報いるように、あなたもあなた自身とあなたを採用してくれた企業に報いることができそうな職に就く必要があるのだと思います。
話がすこしそれましたが、学生のみなさんは株価にたとえるならば超「割安」なのです。だからこそ企業の採用担当者も必死で新卒を採用し、育てようとするのです。逆に言えば、威勢を張って「割高」に見せることは逆効果なのではないかと個人的に思います。
「割安」度を魅せながら、将来の(企業と自分にとっての)リターンを明確に提示することが職に就くことの前提条件だと思います。
ちょっと株をやっていない人にはわかりづらい話だったかもしれませんが、これを機会に株をやってみて「投資」とは何かというものを学んでみるのもおもしろいかもしれません。
次回はこれに関連してIR(Investors Relation)と就職活動を絡めてお話したいとおもいます。
就職は投資である!
就職は投資である。
何のことかよくわからない人も多いのではないかと思います。「え、たしかにお金かかるけどそれが何で投資なの?」という人もいるかもしれません。
金融機関で働くようになってから(正確には働く前から)物事を投資に値するかどうかの尺度から考えるようになりました。投資とは「利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと」とあります。
ここで注意しなければならいのは就職活動において投資先は企業ではありません。
それは「自分」です。
職に就くということははあなたが5年後、もしくは10年後将来の自分がどのようになりたいかを見越して金銭、あるいは労力を費やすということに他なりません。したがって将来の自分が見えていなければ何のために就職をするのか分かりません。まずは現状の自分をしって将来の自分を明確に描くこと。それが就職投資活動の第一歩なのです。
この辺のところは具体的に次回以降説明していこうと思います。
私の金融機関での成果が試されるところですが、期待はずれにならないことを願って(笑)
