公安9課、再び | 日刊タカナリ

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※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

“だけど私は並列化の果てに“個”を取り戻すための一つの希望を見つけたわ…”


「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX  13(完)」


2003年放送。第25話、第26話(最終話)収録。

脚本:櫻井圭記、佐藤大。

絵コンテ・演出:布施木一喜、河野利幸。

作画監督:後藤隆幸、村田俊幸。

監督・シリーズ構成:神山健治。



第25話「硝煙弾雨」

『新居浜市郊外。バトーは素子のセーフハウスを監視しながら、素子がって来るのを待っていた。

一方養老院にいるタチコマは、9課の報道に居ても立っても居られなくなっていた。
そんな時、ある老人から一発のグレネードが差し出された。』


特殊部隊からの追手から逃げる元9課。
そんな中バトーは、素子を守るために彼女のもとへと向かいます。
この行動は想定内。バトーなら必ず素子の所へ行くと思ってました。ピンチの時には必ず駆けつけてましたからね。

そんなバトーも、素子を守る前に特殊部隊によってピンチに陥ります。まさかアームスーツまで出してくるとは。
そこに駆けつけたのは、バトーが愛したタチコマ達。ラボ送りになり、解体された仲間もいる中、唯一動ける3体がバトーのために戦います。
この戦いは辛かったですね。あのバトーがボロボロになるのも、タチコマが捨て身で戦うのも辛かったです。

タチコマの最後の台詞が忘れられない。



第26話(最終話)「公安9課、再び」

『9課が解散し、メンバーが散り散りになった15日後、トグサは突然釈放された。しかし全てが終わった後だった。
9課のやってきた事と自らの正義に従い、トグサは愛用のリボルバーを手に取り、外へ出た。』


第1期最終話。
6年前に起きた“笑い男事件”。その首謀者である本物の笑い男によって、事件の動機と詳細が語られ、9課を生かすために荒巻のとった作戦が明らかとなります。

いくら9課を生かすためとはいえ、この決断は賭けです。薬島の罪を追求出来たとしても、作戦を話したわけでもないため、9課全員が再び集まれる保障はありません。
かなり大胆な作戦でしたか、メンバーのスタンドプレーを信じて大正解でした。

荒巻が笑い男に提案した事。
これは見たかったです。現実になっていたら、9課はどうなっていたんでしょうね。

 

笑い男事件の捜査は今回で一先ず終了。
久しぶりに全話見ましたが、笑い男関連の話じゃなくても、1話1話が本当に面白かったです。

第2期も見たことはありますが、忘れてる部分がめちゃくちゃあるので、2期も再鑑賞してみようと思います。



次回。

「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」