グリドン VS ブラーボ | 日刊タカナリ

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師弟対決!



「鎧武外伝 仮面ライダーグリドン VS 仮面ライダーブラーボ」



『ヘルヘイムの脅威が去って数年後。
仮面ライダーグリドンこと城之内は、今や世界的人気パティシエとなっていた。師匠である仮面ライダーブラーボこと鳳蓮は、城之内のこの人気に不安を感じていた。
そこに貴虎から鳳蓮に、傭兵として仕事が依頼された。
標的は、城之内だった。』


2020年、東映特撮ファンクラブにて配信開始。
全2話。

原作:石ノ森章太郎。

監督:諸田敏。

脚本:毛利亘宏。

出演:松田凌、吉田メタル、鷲見友美ジェナ(仮面ライダーGIRLS)、白又敦、久保田悠来。


テレビシリーズ終了後に作られた外伝シリーズの一つで、テレビシリーズ後の話になります。

今回の主人公は、テレビシリーズではあまら活躍は無かったものの、強烈なインパクトを残した二人、グリドンとブラーボ。
城之内は鳳蓮から店を任され、人気パティシエになり、鳳蓮は傭兵家業に戻っています。



2話合わせても25分弱程度の作品で、これまでに何があったかはほとんど語られませんが、今回の主人公である城之内と鳳蓮にだけ焦点が当たっていたため、久しぶりに鎧武に触れる方でもすごく入りやすく、分かり易い話になっていたと思います。

城之内のあの調子の乗り方。
自分の技術や愛を伝えた弟子があんな感じなら鳳蓮がブチ切れるのも納得。

そしてまさかの貴虎まで登場。
ちゃんと斬月として戦闘にも参加していました。



その戦闘ですが、グリドンVSブラーボ、斬月VS今回の敵である仮面ライダーシルフィー、2つのバトルが展開されます。

ブラーボは意図せずキングドリアンアームズにパワーアップ。元々凶悪な見た目ですが、赤が入ったことでより凶悪さが際立っていました。

そしてグリドンは初めての強化フォーム・ライチアームズに変身。金の装飾と剣がとても美しい。

さらに驚いたのが、「舞台  仮面ライダー斬月」で初登場した、斬月カチドキアームズまで登場したこと。
緑のカチドキ、めちゃくちゃカッコいい。あの旗あんな強かったんだ。



ラストシーンは、鎧武を見ていたファンは泣いちゃうと思います。師弟のあの姿がまた見られるなんて。なんと素敵な師弟。

25分弱の短さではありますが、キャラクターも話もかなり濃い作品でした。
今後も何かしらで展開があることを期待します。