音楽を愛する全ての学生の夢のために。
「ラスト・リペア・ショップ」
監督：ベン・プラウドフッド、クリス・バワーズ。
音楽：カチャ・リチャードソン、クリス・バワーズ。
編集：ニック・ガーナム・ライト。
アメリカ・ロサンゼルス市で、1959年から楽器を無償で修理し、公立高校の生徒に提供するサービスを続けている職人の思いと情熱を映した短編ドキュメンタリー作品。
楽器を修理する職人達と、音楽を愛し、楽器に魅了される学生達のインタビューで構成されています。
インタビューの割合は職人達の方が多く、音楽との出会い、どのようにしてその道に進んだのか、楽器修理に対する思いなどがよく伝わる内容でした。
高難度の試験に合格したり、エルヴィスと共演したりと、結構貴重な話で驚きました。
最後は、楽器を修理してもらった学生と卒業生による演奏が見れます。
全員とても楽しそうに演奏していたので、見ていて笑顔になりました。
音楽への愛が伝わってきました。
このサービスをしているのは、アメリカではもうここだけみたいです。
音楽を愛する全ての学生が夢を諦めないように、夢が広がるように、これからも続けていって欲しいです。