惹かれ合う、殺し屋とその標的。
「コードネームB.A.D.G.E.R.」
『社交性に乏しく、単独行動を好む孤高の殺し屋・通称“バジャー”。
そんな彼の新たな仕事は、犯罪組織に幼い頃に誘拐され、ボスに支配されている女性ヴェルヴェットと接触し、組織の内情を調査すること。
任務で接触したバジャーであったが、バジャーはいつの間にかヴェルヴェットに惹かれていた。』
2021年公開。
監督・脚本:カーク・クーエット。
出演:カーク・クーエット、アンドレア・ステファンシコ、マイケル・コプサ、ザック・サンティアゴ。
スタントマンとして活躍しているカーク・クーエットが、主演・脚本・監督したアクションB級作品。
クーエットは、「ジョン・ウィック:チャプター2」にもスタントマンとして参加しています。
スタントマンとして活躍しているだけあり、アクションはなかなか良いです。銃撃戦も肉弾戦も、素早く、力強かったです。
途中からヴェルヴェットも一緒に銃撃に参加したのはワクワクしましたね。
だけど、アクションシーン自体は全体の3割程度しかありません。そこが非常に残念。
殺し屋の作品ならそこをもっと見たかったです。
アクション以外の7割なんですが、バジャーの下準備や組織の動向の他、バジャーとヴェルヴェットの日常が結構な長尺で描かれています。
これが正直かなり退屈です。長い上に特に面白みもありません。
バジャーは自分の事をあまり話さないため、感情移入も難しいです。
感情移入出来るキャラクター自体少ない。
バジャー役のカーク・クーエットが魅力的だったら、つまらなく感じなかったかも。
正直あまり面白くはなかったですね。
主人公の目的と敵の野望を明確にするだけで
結構印象変わったと思う。