仮面ライダーゲンムズ | 日刊タカナリ

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おすすめの映画やマンガ、製作したプラモ、イラストを紹介していきます。
※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

神の復活。ゲンムVSクロノス。



「仮面ライダーゲンムズ」


2021年、2022年配信。


原作:石ノ森章太郎。


監督:諸田敏、柴崎貴行。


脚本:高橋悠也。


出演:岩永徹也、桜木那智、メドウズ舞良、貴水博之、芳賀優里亜、小手伸也。



「仮面ライダーエグゼイド」と「仮面ライダーゼロワン」のクロスオーバー作品。

2021年に「仮面ライダーゲンムズ −ザ・プレジデンツ−」前後編。2022年に「仮面ライダーゲンムズ  スマートブレインと1000%クライシス」が、東映特撮ファンクラブにて配信。


時系列はゼロワンのスピンオフである「バルカン&バルキリー」の後の話で、「ザ・プレジデンツ」の方にそれが分かる描写があります。




「仮面ライダーゲンムズ −ザ・プレジデンツ−」


『新会社を設立した天津垓。秘書型ヒューマギア・厘と共に、これからまた一から頑張ろうとしている中、垓は突然倒れてしまった。

その垓の身体から、幻夢コーポレーション元社長・檀黎斗が現れた。』



黎斗が突然出てきたのは笑いましたねw

垓の不調の原因は、バグスターウイルスとなった黎斗によるゲーム病。垓の身体を乗っ取るために、黎斗は垓にストレスを浴びせます。


ただのクロスオーバーかと思いきや、両作品の設定を上手く使っていました。

ゲームとAI。

どちらも電子系のライダーだからこそ出来たコラボレーションでしたね。


そしてまさかの黎斗の父親である檀正宗/仮面ライダークロノスまで登場。

垓をほったらかしにして、黎斗と正宗で親子喧嘩始めます。そして勝手に解決して仲直り。

垓に社長の在り方を気付かせたのは良いんですが、「お前ら勝手にやってくれw」って感じです。


エグゼイドが終わって数年後に、檀親子の仲直りが見れるとは思いませんでしたね。




「仮面ライダーゲンムズ  スマートブレインと1000%クライシス」


『会社を大きくする事に成功した天津垓は、新たな人工知能“ゼイン”を人類の脅威と感じていた。

ゼインを止めるべく、垓はバグスターウイルスとして消滅した檀黎斗をヒューマギアとして復活させた。』



前作「ザ・プレジデンツ」から数ヶ月後の世界で、垓は大企業の社長にまで登り詰めています。

その世界に、人間の“善意”をラーニングした人工知能・ゼインが出現。一見無害そうですが、行き過ぎた善意は少しの悪意も許さず、悪意を持った人間は徹底的に排除され、最終的に人類は滅ぼします。

そう予測する垓は、檀黎斗の悪意を利用してゼインを止めようと計画します。


だけど今回のメインはゼインではなく、檀黎斗と天津垓の対決です。

垓はアークの力を使って仮面ライダーアークサウザーに変身。

対する黎斗は、アークの悪意をラーニングし、自ら“幻夢無双ガシャット”を生み出し、仮面ライダーゲンム・無双ゲーマーへと変身します。

まさかここに来てサウザーの強化フォームと、ゲンムの更なるレベルアップを見れるとは思いませんでしたね。


垓は覚悟決めた感じがありましたし、黎斗はヒューマギアになってもぶっ飛んでて最高でした。


タイトルにもある通り、「仮面ライダー555」に登場したスマートブレインも関わってきます。

今後が非常に楽しみになりました。




そして物語は、ゲンムズから、アウトサイダーズへ。