先行き不安な第2パーティー。
「葬送のフリーレン 5」
『一級魔法使い第一次試験。
内容は、翌日日没までに“隕鉄鳥”という鳥の捕獲とパーティーメンバーが全員生存している事。
フリーレンは第二パーティーとなったが、メンバーのラヴィーネとカンネ常にケンカをしていた。先行き不安に感じたフリーレンであったが、二人の連携はかなり高度なものだった。』
「葬送のフリーレン」第5巻。
第38話~第47話収録。
一級魔法使い第一次試験開始。
それぞれのパーティーが知恵を出しあい、策を講じ、戦っていきます。
まず受験生が全員個性的で面白い。
常に喧嘩しているがお互いをよく理解しているラヴィーネとカンネ。
殺気丸出しのユーベル。
冷徹そうで仲間想いのヴィアベル。
気難しい老魔法使いデンケン。
などなど、一癖も二癖もある奴らばかりです。
そんな奴らが、隕鉄鳥の捕獲と奪い合いで激しく争います。
魔法も作戦も独特で、どの戦いも非常に見応えありました。
ヴィアベルとデンケンの印象が、最初と最後でかなり変わりました。
中でも注目は、やはりフリーレン含む第2パーティー。
ラヴィーネとカンネがメンバーですが常に喧嘩しているため、珍しくフリーレンがチームを引っ張っています。仕方なくですね。
最初は不安に感じてはいましたが、思ったよりも大胆な作戦立てますし、ラヴィーネとカンネが意外と良い活躍をします。
フリーレンがいたからこその連携ではありましたが、運も実力のうちです。1000年以上生きている大魔法使いに感謝ですね。
魔法の世界では、天地がひっくり返る。
次回。
第二次試験「迷宮攻略」。