レスキュー・レンジャーズ | 日刊タカナリ

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※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

“レスキュー・レンジャーズ”再結成。



「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」



『かつて「チップとデールの大作戦」に出演し、大成功を収めたチップとデール。
その30年後。
それぞれの別の道に進んだチップとデールであったが、番組共演者であったモンティが何者かに誘拐されてしまった。この事件をきっかけに、2人は久しぶりの再会を果たした。』


2022年公開。

監督:アキヴァ・シェイファー。

脚本:ダン・グレガー、ダグ・マント。

原案:バリー・シュワルツ。

原作:『チップとデールの大作戦』。



同名アニメシリーズの後日談ではありますが、これはかなり特殊です。
アニメシリーズでチップとデールを演じていたチップとデールが、シリーズで大成功した後にどうなったのかが描かれています。

世界観も特殊で、三次元の人間と二次元のアニメキャラクターが普通に共存しています。それが普通な世界というのが結構楽しいです。



舞台はアニメから30年後。
チップは俳優を引退し、保険のセールスマンとなっています。
デールはCG手術を受け、懐かしのスターばかりが集まる“ノスタルジア・コンベンション・サーキット”で働いています。
チップは真面目で現実的で、デールはいい加減でいつも夢の中にいるような感じですね。

この2人は、共に番組を作ってきた仲間であるモンティが誘拐された事により再び手を合わせますが、デールには緊張感がまるでありません。まるでテレビの撮影をしているような感じです。チップが真面目に話していても、それが伝わっているのかどうかがよく分かりません。

この話通じない感じ、1人だけ別方向向いてる感じ、これによって面白くなっている所もあるものの、全体通して少しイラッとしました。



面白かったのがメタ的な要素をふんだんに盛り込んでいた事。

アニメや撮影の裏話はもちろん、他のキャラクター達との裏での会話だったりが面白いです。他にも細かい所で、ディズニーの他の作品の要素が結構隠れているので、それを探しながら見るのも楽しいと思います。

実写ソニックの黒歴史や、B級ネタには笑いました。あのソニック、やっぱりキモいwww あのソニックは使わなくて大正解。

どうやらこの世界では、「スポンジ・ボブ」や「パウ・パトロール」のニコロデオンはなかなか恐ろしいらしいwww 



普通にチップとデールを見るつもりで見たのでビックリしましたが、予想外すぎる内容で結構面白かったです。

あのピーターパンは嫌だなぁwww