今年最後の読書は佐藤優さんの~見抜く力~
佐藤優さんと言えば、”15の夏”が有名ですが、たくさん日本で未読だった本を
この年末に一気に読んでしまおうという事で、陣参した本
佐藤さんらしい鮮やかな切り口で、まとめられた本。
①嫉妬心が強い人には、”~ですね、~ですか”というようなオウム返しが有効。
②世の中には4種類の人がいる。どの人が一番厄介か、、、
L能力が高く、忠誠心も高い人
L能力が高く、忠誠心が低い人
L能力が低く、忠誠心が高い人
L能力が低く、忠誠心が低い人
→能力が低く、忠誠心が低い人が一番厄介だと思ったのですが、著書では
能力が高く、忠誠心が低い人であるという。
なぜならば、能力が低く、忠誠心が低い人は何もしないから邪魔にはならない。
能力が高く、忠誠心が低い人が実は一番危険な要素を含んでいるという事でした。
なるほどなぁって、ふと過去の人事・組織を見ると納得いくかもです。
稲盛和夫さんのろうそくの理論もありますが、上記はあるい低レベルの人以上の組織・人に有効な理論になりそうですね。
この本で一番、共感・改めさせられたのはこの言葉
③嫉妬に身を焦がす部下と一緒に飯を食べよ
人は警戒している人とは飯を食べない。親しくなってから飯を食べるのではなく、先に飯を食べる事で
信頼関係を築くのである。
ホリエモンの1通のメールから始まったライブドア事件も子会社社長の”飯にも誘ってくれなかったから”という
法廷での証言もあり、、、ホリエモンからしたら”そこ??”って感じだったと思います。
最近では、中田敦彦さんがダウンタウンの松本さんへの提言を出していますが、その中にも”一度も飯に誘ってもらった事がない”
という会話があったり、、、
敵対分子こそ、先にメシを食べにに行くことも大事だと、、、
来年の目標のアクションに上記を入れておこうかなぁって、、、
ただ、私の周りには敵対分子はいないと思っていますが、それだけ、会食(メシ)が大事だという事です。