節分(せつぶん、せちぶ)、節替り
年に4回。季節の変わり目のことでありますが現在では立春の前日だけがこういわれていますね。節分のことは、ネットで検索すればいくらでも出てきますのでここでは、節分に関する季語についてちょっと。
節分に行う行事はいろいろありますが、それらはもともと大晦日(勿論旧暦~またでてきたぁ)に行われていたものです。旧暦ですから立春の前日と大晦日は日が近かったのです。ちなみに今年は旧暦の正月は太陽暦の2月7日です。正月の準備に忙しいときに、おにわ~そと~、とか豆を煎ったり鬼を追いかけたりバタバタするのは止めようよ、と江戸時代の初め頃、ちょいとずらして春の節分の夜に移したようです。
豆まき、鬼やらひ、厄払ひ、厄落とし 柊挿す、などが節分行事の季語です。鰯の頭を挿す、ってのは季語にはなさそうです。
父なくて柊を挿す母の背よ 草間時彦
何物かつまづく辻や厄落し 高浜虚子
三つ子さへかりりかりりや年の豆 一茶
居酒屋の肴となりし年の豆 富本修志
追はれてや脇にはづるる鬼の面 荷兮
ほかに追儺(ついな、鬼やらいのこと)、福豆、年取り豆や、厄詣で、ふぐり落とし、
福は内、鬼は外、と掛け声をそのまま使ってもOK.
「福は内」とは照れくさきせりふかな 山上樹実雄
福豆と言へども多き六十四
三十食べて後は投げ捨て 春行士
(これじゃ幸せはこないなぁ・・・)