前回のブログの僕の句には切れ字がありません。最後の醒むが切れ字というか
句の切れです。
前に書いた、A型、B 型には入らないリズムです。
御降りの樋を流るる音に醒む
最後で止まりますがそこまで一気に走っているリズムです。
くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 飯田蛇笏
桐一葉日当りながら落ちにけり 高浜虚子
念力のゆるめば死ぬる大暑かな 村上鬼城
大家の句と並べて申し訳ありませんが、このような句、
がお手本です。
前回の句切れのところで言い足りなかったことです。1句1章といって1本の線が1句を
走っているというものです。強い断定の詩になります。
ちょっと追伸的に。
春行士