蝉がまだうるさく鳴いていますね。この2,3日で終わりでしょうけれど。

もう世の中終わりだア、という感じで最後の力を振り絞って。

蝉は夏の季語ですから、今の蝉を俳句にするには「秋の蝉」と言わなければ

いけません。

 肩掠め落ちてゆくなり秋の蝉

 鳴き止んで再び鳴かず秋の蝉

なんか悲しくなりますね。


一方で虫が夜元気に鳴き出しましたね。俳句で単に虫といえば鈴虫などの

秋鳴く虫のことをいい、秋の季語です。

玉虫とかかぶと虫など特定すると、その季節の季語になります。かぶと虫は7月。

涼しい風が吹いて、虫の声が闇に響くと秋だなあと感じますね。

都会でも帰宅途中にちょっとでも草むらがあると虫の声が聞こえます。

ほっとしますね。


みなさんも今夜は虫の声に接してみてください。

俳句作りたくなるのではないでしょうか。