工夫を凝らす。 | ピアニスト たっくやまだ/TAK-YAMADA

ピアニスト たっくやまだ/TAK-YAMADA

サムシングエルス・大久保伸隆さんバンドのピアノ/キーボード担当

『リアルゴールドXY』CM撮影で
YOSHIKI さんのスタンドインを担当
(カメラセッティング時の代役)
数々のCM音楽を手がける ピアニスト/作・編曲家

え~、機材の話を書いているとキリが無いのでレッスン話に移りますけど、
月曜夕方4時からの5歳の女の子には、毎度毎度驚かされますね。

先週「双子ちゃんがミッキーマウスマーチをレッスンしてるんだよ」と
話をしたせいでしょうか。
今日はミッキマウスマーチの最初の8小節がすでに弾けてます。

メリーさんのひつじに続いて、発表会以降では2曲目です。
かなりのハイペースだね。

5/30と同様、DVカメラで録画→プレイバックをしてみましたけど、
録っているときは相変わらずテンション高いっす(笑)。
長まわしで録ったら、ブンブンブン・メリーさんのひつじ・
ミッキマウスマーチを3曲続けて弾いてくれました。

メリーさんのひつじは1オクターブ上げての
「東京新聞バージョン(本人・談)」も披露。
この辺のアイディアが、僕と似ているかも知れない。


ウチでのレッスンが終わった後は、日吉でエレクトーン・レッスンです。
生徒さん二人とも、レッスン始めに「1分間初見」。
音程とリズムの正確さをどう両立するか。

ソルフェージュ用の8小節の曲を幾つもこなす事で、
自分で答えを見つけてくれるでしょう。
こればっかりは、いくら手取り足取りで教えてもダメなんです。


初見の課題をクリアしたら、今度はコード付け。
主要3和音に絞って、和音の順番を考えてもらいます。

このトレーニングは、ある意味初見よりも重要です。
メロディの音から和音を想像出来る様になると、
譜読みの能力が格段に向上するし、
"音楽の先が読める"=耳コピーをする力も身に付きます。


普通は初見とコード付けを別々にレッスンするんでしょうけど、
一度にやったほうが手間がかからなくてイイと思いますよ。
教材が無駄にならないし。

本を一回見て終わりじゃ、つまらないでしょ?

バイエルetc.を一切使わない僕にとって、"閃き"こそがレッスンの生命線です。