コンディショニング指導者の小川麗香です。
本日のクライアントさんは、コンディショニングをグループレッスンとマンツーマンを併用されて3年になるHさんです
お友達のご紹介でコンディショニングを始められました。
当時、40代前半で【 人工股関節 】をいれることを進められまだ人工股関節を入れるには若すぎるんじゃないか
って悩んでおられました。その原因というのが、慢性的でもなく急性的でもなく生まれつき股関節が浅いというお医者さんの診断です。浅いことで40数年の歳月を経て筋肉のアンバランスが原因で痛みが出たのだったらコンディショニングで何かお手伝いできるかもしれない・・・だけど、コンディショニングはあくまでも治療ではなくて治すという考えではないことや運動指導として挑んでほしいという双方の気持ちが一致した上で3年前にコンディショニングを開始しました
最初は、最初はどうなるか・・・Hさんの気持ちに寄り添えることができるのか・・・身体の分析をしては悩み、その繰り返しをしながらとにかく長年の癖を取ることに必死でした。これもある日、マンツーマンのコンディショニングで発見!
それは、マニュアルでは寝転んだ方が重力から解放されて筋肉の緊張がとれるんだということ。
でもHさんは、寝転ぶと痛みが出て緊張を起こすので緊張がとれる姿勢を探したら【 あったんです! 】それも思ぬ発見でした。あとは、お話を辞めて静かな環境でやると、どうも緊張をおこすのです(笑)おしゃべりをめっちゃしながらリセットを何食わぬ顔してやってると痛い所がでないんですね(笑)時々、しゃべりすぎ!!って時もありますけど、筋肉に意識がいかないので緊張が取れます。
筋肉の再教育するときは、筋肉に意識を向けるので真剣に2人でやってます
3年経ち、おかげさまでとてもいい状態が続き3年前とは比べ物にならないほどグッドコンディションです
今日も、安定していました。
その安定の中で、また一つ発見がありました
膝を屈伸すると、『ジャリジャリ』言うんです・・・ それは、たまたま膝の動きを見るために近づいて凝視してたので音が聞こえました
少し離れると聞こえないんです。
いつからですか??と聞くと、『前からです
』
今日は、そのジャリジャリが私の中で不明なのでフォーカスしてません・・・帰宅後、調べつくすとモニタリングでHさんの膝は少し下向いていて膝は過伸展気味です
それとその症状とイコールになるならば、また少しコンディショニングをするときのアプローチの仕方が変わるなぁと。
帰宅後、1時間次回のフォローを考えました。
過伸展は、脚のトレーニングの時にタオルを1枚かまして過伸展しすぎないようにしてみよう!!
膝のトントンも念入りに・・・いろいろ夏休みの子供たちをほったらかしてパソコンとコンディショニングシートとにらめっこ
ひとまず、Hさんが外科的なお医者さんからの情報の返信待ちです。
軟骨がすり減っていたとしても、すり減りと痛みには明確な関係はないとある整形外科の先生がおっしゃっていました
ヤブでない限り、整形外科医ならだれでも知っている事実だそうです。知らなければヤブだと・・・
確かにもしHさんが、膝軟骨のすり減りが起きていたとしても3年膝の痛みはありません。股関節のアンバランスから膝に影響が出ていたのは確かですがそこも視野にいれつつコンディショニングをしてきたので、再度発見としてもう少ししっかり視野に入れて進めていけたらと考えています。
何年も受ければ受けるほど、ひょっこりと『見つけて
』と言わんばかりの身体の声が時々聞こえます(笑)
