力の抜き方を知らなかった私・・・ | コンディショニング・スポーツ指導者& 健康・生活習慣アドバイザーの小川麗香 * slow+のブログ

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本日は、なんばカルチャーさんをお借りしての出張コンディショニング講座でした

 

まだ各地いろんなところに回ってコンディショニング教室を開いていたころになんばでもコンディショニング教室なんば校として4年ほど前に開講しました。





去年、スタジオをOPENするにあたってなんば校を手放したのです・・・その時に通ってくださっていた生徒さんもみんなわざわざ1時間以上かけてスタジオに通ってくださっているのです。




毎月は無理だけど、たまには出向きますよ☆ということで今回なんばで久しぶりにレッスンをしたわけです☆




今回、初めての方が来てくださいました(^-^)




その方がレッスン中にも何度かおっしゃっていましたし、帰宅後メールもくださっていた内容が・・・





『身体の力を抜くことが難しい・・・ついつい自分で動かそうとしてしまう・・・それだけ普段緊張しているってことですよね』  メールで『久しぶりに身体を緩めることができました☆』と言って来月も早速スタジオに足を運んでくださいます☆



そうなんです・・・思い出しました!!



実は、私が初めてこのメソッドを受けた時に衝撃的だったのが身体の力を抜くことができなかったんです!!!!!




これは長年、『我慢に耐えて、辛いけど底を乗り越えて頑張ることがすごいこと』だと勘違いしていたからです。





13歳から18歳まで部活動ではそんな考え当たり前!18歳から体育の学校に通いながらフィットネスクラブでアルバイトをし学校でもアルバイト先でもマシンを使って筋トレ!!もっと~!!もっと~!!もうバーベルあげれない!ってところからさらに重りをつけてあと10回!!みたいな・・・





就職しても筋トレしてプールで何キロも泳いで、疲労した身体を酷使してエアロビクスをする!!フリーインストラクターになれば、1日4~5本 週にしたら20~25本のエアロビクスのレッスンをしていたわけで・・・そのうち激しい上級クラスを半分ですから・・・




そん時といえば、今では想像もつかないでしょうけど筋肉質でボディービルダーの大会に出ないか??と誘われたくらいのマッチョでした(笑)




若かったからなんとかなっていたと思っていたけど、思い返すと疲労は当たり前のように蓄積して顔は浮腫むし最悪ですよ(笑)




そんな過酷な仕事をしていたので、コンディショニングのメソッドを学んだ時に力の抜き方がわからない!!!





だって、起きてる間は力が入っていることが当たり前になっていたからです。





 『わからない・・・』




でも、勉強中になんとなく身体の力が抜ける感覚がわかってきて・・・やっと力を抜くことがわかった瞬間、




『なんて心地いい~♥何何何この感覚!!』




そこから気が付けば10年!!今日のお客様の言葉を受け取った懐かしくもなんともいえない気持ちになった瞬間でした☆




今は、当たり前のように身体の力が抜けていますし、力が入っていることに気づけば抜くというコントロールだってできちゃいます☆




でも、緩めるんばっかりではダメです。実はこれって力を入れる!緩める!の相互関係が大事だと思います☆頑張るとき!頑張らない時!ということにも繋がります。





力を抜くということを身体が思い出した瞬間の気持ち、すっごくわかりました☆☆☆






力を抜くことで私の中で当時何がよく起こっていたかというと『涙がとまらない・・・・』






きっと酷使していた身体の悲鳴と共に心の奥底の魂がずっと抱え込んでたしんどさ・辛さや苦しさ・いろんなものが吐き出たんだと思いました☆





たまに昔の自分の話をお客さんにすると『昔の写真みたーーーーい』って言われます(笑)また今度・・・