個人事業
今日は、個人事業について書いてみようと思います。
現在、自分で事業を始めてちょうど4年くらいです。
個人事業つまり自営業ですね。
学校を出てから、長らく何らかの形で会社員として働いていました。その後自分で事業を始めたわけですが、自営業も会社員と同じくやはりそう楽なわけではありません。
でも自営業になって、会社員時代の自分と比べて、自分が変わった部分もあります。
①絶えずお金の計算が頭の中にある。![]()
これは会社員時代と明らかに違う部分だと思います。会社員時代に考えていたのは、次の給料はいついつだなとか、今年のボーナスはいくらだろうかといった感じでしたが、事業をしながら考えるのは、収益を上げるために目の前の仕事をどのようにこなしていく?というような自問です。お金にシビアになっていく感覚があって、嫌な人間になっていくように感じています。
例えば、今のガソリン価格と車の燃費を計算して、1km走るごとに10~12円使ってるんだなというようなところです。会社員時代の自分なら絶対考えなかったことです。
②会社員時代よりも勉強するようになった。
実務のための勉強や、経理のこと、世の中の動き、資格試験の勉強、趣味の勉強などなど、いろんな分野の勉強をするようになりました。しかも、いやいやではなく進んで勉強している感じです。これは実務のためにせざるを得ないという感じを含んでいますが、勉強が全く嫌ではないのです。学んだ分が仕事に生きていくのが楽しいというのもあるし、利益につながるというのもあります。お金の利益もですが、自分の中身が成長しているような感覚がとても楽しいものです。
③働く喜びを知った。
自営業をするということは、自分で考え、自分でするべきことを考え、実行していく、という作業です。自分にはこれが合っていたのだと思いますが、自分で考え自分で動くということが本当に楽しく感じます。人から命令を受けたり、指示を受けて強制的に動くことが無くなりました。もちろん自営業であっても依頼主からの要望を聞いたり、官公署からの指示があって動くことはありますが、それでも動かされている、ではなく自ら動いている、という感覚があります。自分は会社員時代はあまりこういう感覚がなく、絶えず他人から圧を感じながら動いていました。
④仕事をいただけるありがたさを知った。
自分という人間に対して仕事を下さる人達がいます。事業を始めた当時は、仕事がくるのだろうかという心配ばかりでしたが、徐々に仕事を下さる方が増え、ありがたさを感じながら働いています。自分が誰のために今の仕事をしているのか、ということを実感しながら働けるようになりました。
当たり前のことなどない
事業を始めて学んできたことは、こういうことかなと思います。
親から離れて親のありがたみが分かるのと一緒かもしれません。
でも、こういうことに気づいた、学んだといっても、結局そういう大切なことに気づかずに生きてきただけ、とも感じます。
それでも気づけただけ良かったかなと、ラッキーだと思える部分もあります。
個人事業は自分自身が資本であり、孤独や不安もつきまといますが、いろんなことが学びになっています。
最後に、個人事業が傾いても自由にバイトすることができます。
そうです、個人事業ですので、バイトするのも自由です。
そうならないように日々自分の仕事を頑張っていますが、いざとなったらそれもありなんだと、少し気持ちを安んじて日々を生きています。
日記みたいになり、申し訳ありません。


