コロナ対策で、施設側が面会禁止を続ける中、我々家族を含め、かかりつけの
病院に連れて行くなどの場合、入所者は、家族と会うことが出来ているようです。
そんな中、我々は医療行為を行う関係上、2週間に1度、しゅーとめの顔を
見ることが出来ます。なので、「元気にしているんだろうか」等と、気を
揉むことなく、割とマメに、様子を目で直接確認出来ています。
しゅーとめは、基本的にご機嫌であることが多く、私、もしくは主人が顔を
見せると、嬉しそうに笑顔を見せ、ノリノリの時はハイタッチを求められたり
します。
たま~に不機嫌だったりしますが、その原因が、「みんなはあっちの大部屋に
いるのに、1人だけここに連れてこられた(=医療行為中は隔離するため)」等の、
何ともまあ可愛らしい理由です。
後は、夕暮れ症候群なども起こしたりしていると、施設の方からの話があったり
するのですが、ほぼ、楽しそうに過ごしているらしいことは、何となく
つかんでいました。
しかし、それ以外にも、施設からは、月1回、しゅーとめの様子を知らせてくる
お便りが届きます。我々は、「月刊 しゅーとめ便り」と呼んでいます。
そこには、今月行った行事の内容、今月お誕生日の方のお知らせが書いてあり、
入所者全員のピン写真が載せられており、最後に、しゅーとめに関して、どのように
過ごしているなどの個人的な情報が、手書きで添えられています。
実は、写真は、少し前までは、行事中の写真が載せられており、人物が小さめに
写っていて、洋服の感じで、「これ、しゅーとめだよね?」と判別することも、
少なくありませんでした。
それが、最近、ピン写真に変わったのです。
これで、しゅーとめの様子がよく分かるようにはなったのですが...
心なしか、しゅーとめの写真だけ、
お菓子を食べているシーンが選ばれていることが多い...
気がするのです。
確かに、お菓子を食べている時のしゅーとめは、一心不乱に美味しそうに食べて
いるか、満面の笑みを浮かべているかのどちらかで、微笑ましい感じは
伝わるのですが...
やっぱりここでも、食べ物につられているんだろうか...(「デザートの魔力」参照)
施設の方にもバレバレなんだなあ...
しかし、血糖値、大丈夫だろうかね?
と、別の意味で心配になる我々なのでした。