(R)レッスン報告…ローマンキャピタル と 本の紹介 | 【福山/広島】こころを伝える西洋書道 Calligraphy &.  LimogeS-i

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カリグラフィーにまつわるあれこれ

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暑くなりましたね。

少し前まで、寒くて窓を閉め、布団をかぶって寝ていたのがウソのようです。今年の夏、長いのでしょうか・・・。

 

午前クラス、Nさんのレッスンです。

 

 

  ローマンキャピタル

 

ローマンキャピタル練習中のNさん。

シンプルさゆえの、1mmの狂いも目立ってしまうこの書体。ここまで、鉛筆とペンで、文字の形を練習してこられました。

 

さらに整って見えるように、今日はスペーシングのレッスン。

今まで習得した書体、イタリック体はペン幅1個分、ゴシック体はOなどの空間ができる文字と同じ幅に見えるように、カッパープレート体はOの幅と同じようにという、字幅の目安がありました。

 

ローマンキャピタルは、具体的な目安はないのですが、それぞれを揃えて書くことは必要です。その間の空間の面積はすべて同じになるように。HとIの間はどちらも直線にはさまれているからわかりやすいですが、OとTのようにカーブが入ると、わかりにくくなります。

 

今回は、その文字が持つ領域を確認して、空間に色を塗ることで可視化し、字間をつかんでいただきました。

最初は1つ1つ確認しながらラインを入れていきますが、最後には、文字を書くときにも字間を意識して書き、確認のラインを入れるときには、テキストを見なくても線が引けるようになっています。

文字を整えて、字間も整えたら、もうこの書体は怖くありませんよ~。

 

 

Nさんのカード。

練習のときには、BPRのステムと当たる位置が混乱されていましたけど、カードではきちんと当たりましたね。Rの足の向き、Sの終わりも、ちょうどいい位置に収まっています。

この後は、サイズダウンしたり、セリフつきのものを練習して、ローマンキャピタルを楽しんでいきましょう。

 

Nさん、暑い中お疲れさまでした。

また次回も楽しみにお待ちしています。

 

 

 

  字間のことで・・・

 

 

昨年、紹介いただいて知ったこの本。

扱っているのは、高級ブランドのロゴについて。高級ブランドのロゴに、ローマンキャピタルベースのフォントを使われていることが多く、その中で、字間やセリフの入り方などについて、検証されたことが書かれています。

 

字間を変えることでどう見えるのか、それが見る人にどう印象を与えるのか。

それは印刷フォントであっても、手書きカリグラフィーであっても同じなので、読んでいてなるほど・・・と思った次第。

 

今日のレッスンでご紹介しました。

ご興味がありましたら、ぜひ。

 

 

 

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