カリグラフィーで使えるフランス語 ドイツ語 ラテン語の本 | 【福山/広島】こころを伝える西洋書道 Calligraphy &.  LimogeS-i

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カリグラフィーにまつわるあれこれ

【福山市/広島市の カリグラフィー自宅教室】

アルファベットで言葉をつづるときに、語学が堪能であれば何も問題はないのですが、ほとんどの場合、文献から言葉を引いてくるのではないかと思います。

 

カリグラフィーには多数の書体があり、それぞれの特徴があります。何事も、それが生まれたのには理由があり、その地域で必要とされ、愛されたからこそ伝承されてきたのだと思います。

 

カリグラフィーでも、その書体の生まれた地域の言語が、その書体が一番映える形ではないかと思うので、今日は英語以外で私がよく使うテキストをいくつかご紹介します。

 

 

ゴシック系の文字は、まっすぐ均等に立ったステムと、角がぱっきりと出た文字が特徴。それを書くために、圧をしっかりと受けとめてくれる硬さのブラウゼが生まれたのだなあと。(これは好みもあるので、ゴシック系は必ずブラウゼで書かなくてはいけないという意味ではありません。)

 

ドイツ語は、単語の頭の文字を大文字で書くことが多く、英語よりも大文字を使う比率が高いので、ゴシック系の文字練習ときによく使うのが「ドイツの名詩名句鑑賞」。

 

日本でも有名なヘルマンヘッセ、ゲーテ、ニーチェをはじめとした、多くの人の名詩名句が掲載。

ちなみに私の第2外国語はドイツ語でした。全く不真面目な学生で・・・。今が大学生だったら、英語もドイツ語も、最前列で勉強したなあ・・・と思う次第。

 

 

 

ロンド体。

フランスで生まれて使われた書体。以前は、フランスでは子供が必ず習得する書体だったそうです。

 

私自身は、フランスよりもイギリスびいきなので、フランス語にはほとんど興味がなかったので、書くこともなかったのですが、今年2月のワークショップでロンド体を勉強し、やはりこの文字をうまくつなげて書くには、フランス語がいいですよとうかがったので、何かよいものはないかなと思って見つけたのが「ミニマムで学ぶフランス語のことわざ」。

 

収録数100個。「学ぶ」とついている通り、用法や類例なども掲載してあるので、フランス語を勉強するにもよいものだと思います。

 

ちなみに、これはシリーズで、ほかにも、ドイツ語やスペイン語、もちろん英語もあるようです。

 

 

 

ラテン語が載っている「ギリシア・ローマ名言集」。前半はギリシア語も載っています。

 

これも、何となくゴシック系の文字を練習するときによく使うのですが、イタリック体やローマンキャピタルでももちろん合うものだと思います。

 

 

この3冊は、どれも日本語訳つき。古いものが多いので、著作権の切れたものが多数載っているので、使いやすいかと思います。

何を書こうかな~と迷われたときに、参考になればうれしいです。本は教室にありますので、レッスンのときにごらんくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークも後半。

長いお休みで、いろいろたまったことを片付けようと思っていましたが、毎日何かとお出かけしていて、あまりはかどらず・・・。平成からの持ち越しそのまま、令和で上積みされていきそうです。

 

 

 

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