自民党府議会議員団の管内調査を実施 その1 | 京都府議会議員 田島よしみつのブログ

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自由民主党京都府議会議員団の政務調査会で京都府管内の調査を実施した。

 

長期のコロナ禍で1年7か月ほど管内外の調査は実施できなかったが、今年の10月以降は新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が低調ということもあり、実施された。

 

例年であれば調査の場合は大型バス1台に全員が乗車し、調査場所へ移動していたが、3班に分かれて3台のバスに乗車し、調査場所もそれぞれ別の場所へ。

 

私の班はまず、綾部市へ。







 

①京都府農林水産技術センター畜産センターで、以下の内容を学ぶ。

⑴新京地どりの生産支援について

 京地どりより、発育がよく、肉質の良い在来種100%の新京地どりの作出により、飼料代などのコスト削減を実現し、これまでよりも飼いやすくなった。現在、新京地どりのブランド力強化に向けて取り組みを進めている。

 

⑵鳥インフルエンザの防疫技術の開発について

 今年も全国で高病原性鳥インフルエンザが発生している。鳥インフルエンザの流行は秋から冬にかけて渡り鳥によって運ばれてくるそうだが、そのウイルスをネズミであるとか人の靴やトラックのタイヤなどが養鶏場に持ち込むということで、防疫技術の開発に力を入れている。

 

⑶畜産人材育成研修制度の開講について

 後継者不足に悩む畜産農家も多く、人材育成研修をはじめ、来年度は第3期生を募集する。地道な取組だが、研修終了後の支援も含め伴走型の切れ目のない繋がりを期待したい。

 

続いて、京丹後市へ。





②京都府農林水産技術センター畜産センター碇高原牧場で、以下を学ぶ。

⑴優良和牛の改良・育成について

 京都府では、京都産和牛のブランド力を一層強化し、和牛農家の収益性を向上することによる農家の増産意欲を高める取り組みを進めており、具体的には、ブランド力を高めるための和牛の改良と交配による、優良子牛、受精卵の増産に努め、農家経営への支援を強化する必要がある。

 

⑵新たな乳牛の預託事業について

 北海道産の初任牛の価格高騰により、府内での後継乳牛確保の需要が高まり、公共育成機能を持つ碇高原牧場と全農京都府本部の施設とが連携し、リレー方式で乳用後継牛の育成を行うようになった。

 

続いて、宮津市へ。













③京都府立海洋高等学校で、以下を学ぶ。

⑴京都府農林水産技術センター海洋センターの取り組みについて

 天然に発生する二枚貝のアサリ稚貝を捕獲し、舞鶴湾や久美浜湾で養殖し、大型アサリの生産に取り組んでいる。定置網が急潮により破損することが多いため、急潮情報を発信し、その防止に努めている。アカモクの京都式養殖を行い、生産量の増加に努めている。

 

⑵休耕田を活用したホンモロコ養殖の取り組みについて

 天然のホンモロコが絶滅危惧種になるなか、養殖ホンモロコの需要は非常に大きいということもあり、休耕田の活用と地元住民の協力を得る中で、新たな産業や雇用の創出を地域の活性化につながるため取り組んでいる。海洋高校の生徒の協力なしでは取り組めない。

 

この後、宿泊先の舞鶴市へ移動。