将棋のタイトル戦の序列については、過去何度か触れた。

2020年9月には、
竜王、名人(この二つは別格)
叡王、王位、王座、棋王、王将、棋聖の順。

その後、スポンサーや契約額の変更があり、
2021年11月の記事では
竜王、名人
王位、王座、棋王、叡王、王将、棋聖となっている。
要するに、叡王戦が3位から6位に下がっている。

記事にはしていないが、2022年6月以降は
竜王、名人
王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖となり、

最近は
竜王、名人
叡王、王位、王座、棋王、王将、棋聖の順に戻っている。

結局、叡王戦が3→6→4→3と動いている。
なお、これはタイトル棋戦の順で、
タイトルホルダーの席次ではない。

日本将棋連盟との契約金額で決まるというのは、
ある意味、明快で公平かもしれない。

ただ、古くからタイトル戦を見てきた人間としては、
七番勝負(竜王、名人、王位、王将)の方が、
五番勝負(叡王、王座、棋王、棋聖)よりも
格上というか重厚感のようなものがあるような気がする。