10月16日の夜、玄関のガラスに緑色っぽい影が映った。



逃げないように、そっとドアを開けてみると

 



クサキリかカヤキリかクビキリギスか。
逃げ出す前に、なんとかボケた写真は撮ったが、このあと夜の闇に紛れてしまった虫を、再発見することは不可能だ。

クビキリギスなら、灯火に来ることはあるらしい。
直翅目(バッタ目)の昆虫は8月中、夏の終わり頃までには成虫になっているものが多いが、クビキリギスは秋になってから羽化し、成虫のまま越冬する。
産卵は翌年の晩春から初夏になるので、秋に産卵して死んでしまう多数派とは異なる生態リズムをもっている。
その点、以前に触れたツチイナゴと似ている。
https://ameblo.jp/tajima0294/entry-12460606528.html