篠山市の市名を「丹波篠山市」に変更しようという動きがある。

https://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/group/kikakukakari/management/post-114.html

 

篠山市には丹波黒豆など、「丹波」を冠した名産がある。

 

それらは、篠山市産が本場なのに、

西隣の丹波市が本場のように受け取られる場合がある、など、

篠山の観光を含めた産業で、特に危機感があるようだ。

 

もともとは、氷上郡が合併して市制施行する際に、

「丹波市」を名乗った、というのが問題だったのだろう。

その影響もあり、それまでの「丹波町」は「京丹波町」に

名称変更するに至った。

伝統ある「氷上郡(ひかみごおり)」の流れで

氷上市にしておけば、こんな問題は起きなかった。

 

丹波市は、京都府部分を含めた丹波国全体で見れば、

西端の辺境に過ぎない。

それは、丹波市には価値がない、という意味ではなく、

西端に位置すればこそ、但馬や北播磨などとの交流もあり、

さまざまな歴史遺産や産物が生まれたと思われる。

地理的には、京丹波町が丹波の中心といえなくもない。

人口では亀岡市がいちばん多く、市制施行では福知山が早い。

どう考えても、氷上郡には丹波市を名乗る資格は乏しかった。

 

今から言っても仕方がないので、

「丹波篠山」のブランド問題をどうするか、だが、

「丹波篠山市」を名乗ると、丹波市と篠山市とが合併したか、

のような誤解が生じるかもしれない。

 

篠山が本場のものは、その旨をていねいに根気強く説明する。

これが本筋なのかもしれない。

だが、いっそ、丹波市、京丹波町などと示し合わせて、

「丹波」の本家はうちだ、などという論争を巻き起こす、

というのも、丹波国全体の認知度を上げるためには

おもしろいのではないだろうか。