再発! | 医者の不養生

医者の不養生

30代外科医
2020.5大腸がん+肝転移 stage4 FOLFOXIRI+アバスチン
2020.10同時摘出手術 2021.2再発 FOLFIRI+サイラムザ

2021年1月

 

自分はインフルエンザによくかかる。

 

覚えてる限りだと

①幼稚園 子供の熱は3日もたてば下がるから大丈夫と小児科の祖母に言われるが5日下がらず。インフルと判明。

②中1 新宿にインデペンデンスデイ見に行って桂花ラーメン食べて帰ってきた次の日に発症(今思えば密だったんだろうな)

③医者3年目 1週間前に結核の人の手術して、そのあとめっちゃ咳出るから「やべー、結核だー」ってヘラヘラしてたらインフルだった。

④医者6年目 専門医試験1週間前。勉強法は人生一貫して無計画直前駆け込み型なので、試験直前のインフルには参った。(ま、受かったけどね!)

 

そんなインフルが全く流行らない異様な1月だった。

 

 

――――――――

 

え?なんだっけ?

 

あ!

 

再発の話ね!忘れるとこだった!

 

1月上旬 UFT(抗がん剤ね)をもらいにいく外来ですでに腫瘍マーカーは

 

CA19-9:51(前回24)

CEA:41(前回14)

 

うーん、じわじわきてる。

 

そして運命の造影CT

 


 

ででーん!

(真ん中の巨大真ん丸は術後変化の嚢胞とのちのち分かる)

 

あかーん!誰がどう見ても再発やー!

 

やっぱりね、そもそも相手が悪かったんすよ。

 

肝転移27個て。

肝転移4個以上だと術後成績悪いとか言われてるなかで27個っすよ。

 

まー、無理っすよ。

 

そこまで放置した自分が悪く、こうなったのも、まあしょうがないかの一言に尽きた。

 

明日から「医者のやさぐれ日記」にかわります。


あーしたはーれーたらー

あーのーうみへーいこー