60歳、言葉を遊ぶ国語迷人?のブログにお越しいただきまして、
ありがとうございます。
クリスマス・イブという言葉を聞きますと、
奥さんと参戦した、山下達郎さんの2回の
ライブで2回とも ”あの名曲” を聴くことが
できた感激が蘇るのですが、
塾屋は本日も、
急用+野暮用+提出用+何の御用?・・・・
などなどありまして、
”こんなこと知っていましたか?”
で、いきなり更新させていただきます。
さほど役にも立たないような雑学ですが、
ほんの少しだけお付き合いいただければ幸いです。
”12月がない?”
暦は1年が12か月と決まっているのですが、
そんな常識を覆した年があるのです。
それは明治5年(1872年)で、驚くことに、
この年の12月3日から31日の約1ヶ月間は、
暦に存在しなかったことになっているのです。
その理由は、明治5年11月に、明治政府が
突然 「改暦」 を発表したからです。
これは明治になって、新暦(グレゴリオ暦)を
使う西欧諸国と、旧暦(太陰暦)を使う日本との
間で不便が生じたことがあります。
そしてもう一つの大きな理由は、
チコちゃんもご存知ですが、
財政難に陥っていた明治政府が、新暦にすることで、
役人たちへの12月分の給料を支払わずに済ませよう
とする苦しい算段があったのですね。
それで、改暦のために明治5年12月3日は、
明治6年元日とされてしまい、明治5年12月は
暦から消えてしまったんですね~。
本日も最後までお付き合いいただきまして、
誠にありがとうございました。