60歳、言葉を遊ぶ国語迷人?のブログにお越しいただきまして、
ありがとうございます。
首都圏で約400の中華料理店を展開する某会社で、
外国人従業員が約3000人加入する企業内労働組合
が結成されました。
組合員の約三分の一を占めることになり、これほど
多くの外国人がいる労組は極めて異例です。
現政権が外国人労働者の受け入れを
やたらと拡大
しようとする中、外国人の待遇改善を目指す動き
として注目を集めそうですが、
「日本が日本じゃなくなるよ~」
「移民天国になっちゃうよ~」
「周りは外人だらけだよ~」
「日本人は待遇悪化かも~」
なんて声が聞こえる国になるような・・・・
さてきょうは、
”この言葉きちんとわかっていましたか?” です。
語源や由来の怪しそうな言葉が登場しますので、
ほんの少しだけお付き合いいただければ幸いです。
”悲喜こもごも”
「こもごも」 は 漢字では 「交々」 で、多くのものが
次々と現れてくるさま、多くのものが入り混じっている
さまをいいます。
「悲喜こもごも」 は、悲しいこと、うれしいことを、
代わるがわる味わうことですが、死語化してきている
言葉といえそうですね。
”ちんぷんかんぷん”
「珍紛漢紛」 と書いたりもしますが、当て字ですね。
江戸時代に、外国人の話す言葉をさっぱり理解できない
まま、真似をした言葉とみられます。
あるいは、日本の儒者が、難解な漢語をしゃべって
いるのを、ひやかし半分で真似た言葉とも言われます。
某国の首相や大臣の答弁も、何を言ってんだか
意味不明なことが多くて
”ちんぷんかんぷん”
ですよね~。
本日も最後までお付き合いいただきまして、
誠にありがとうございました。