この言葉きちんとわかっていましたか? | 言葉を遊ぶ国語迷人?のおじさん

言葉を遊ぶ国語迷人?のおじさん

長年の塾屋経験を活かしつつも、ほとんど勉強とは関係のないアホらしいことばかり書いております~。

 

59歳、言葉を遊ぶ国語迷人?のブログにお越しいただきまして、

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文科省が、刈り上げ君の国のミサイル発射に備えた

 

避難訓練などを実施しているか、全国の学校を対象に

 

調べるそうです。

 

「はあ?????」

 

ですよね。

 

シェルターもないのに、どこに避難するの?

 

あの国のミサイルは、とても弱くて破壊力が小さいの?

 

普通に考えて、ミサイルが直撃すれば徒歩で移動できる

 

範囲ぐらい、木っ端みじんではないの?

 

危機管理の意識を高めたいとかの小理屈もあるようですが、

 

本当に飛んで来ちゃったら、

 

”はい、それまでよ~”

 

だと思うのですが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてきょうは、

 

”この言葉きちんとわかっていましたか?”です。

 

語源や由来の怪しそうな言葉が登場しますので、

 

ほんの少しだけお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”ありきたり”

 

漢字で書くと 「在り来たり」 ですね。

 

漢字が示すように、

 

「もとから在り続けてきたこと」

 

「今までどおりであること」

 

が、もともとの意味ですが、転じて、

 

「ありふれているさま」

 

「珍しくないこと」

 

を意味するようになったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”やにわに”

 

漢字では 「矢庭に」 と書いて、「矢庭」 は矢を射る場所や

 

矢の飛んでくる場所のことです。

 

矢が飛び交う戦場では、瞬時に行動することが求められるため、

 

「その場ですぐ」 「いきなり」

 

といった意味で使われるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”搦手(からめて)”

 

城の正面が大手門であるのに対して、「搦手」 は裏門の

 

ことです。

 

また、裏門を攻める軍勢のことも 「搦手」 といい、

 

正門よりも搦手への攻撃が効果をあげることがあったのです。

 

そこから、相手の弱点、注意を怠っているところ意味する

 

ようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後までお付き合いいただきまして、

 

誠にありがとうございました。