とりあえず延長部分の最下部をトップブリッジで掴む形で様子見ます。
これでトップブリッジ分、突き戻した形になります。
元々ヤマハ系で3XVのフロント移植(SR400/500/RZ250/300)は足が短いので前下がりになります。
フロントの切れ込みが激しいハンドリングはコーナリングの安定感が欠落し曲がるのが楽しいマシンにはなりません。
特にサイドウォールの落ちたスーパーコルサ等のタイヤを履くと顕著に出ます。
なので夏タイヤへの衣替え前にやっておきたかったんですよね
車体が起きることでフロントの動きが良くなります。
※正確にはキャスター角が立ち過ぎて前下がりになり過ぎてるものを起こす→正常化方向
これは走行中においてギャップの吸収性が良くなってる。
止まってサスをストロークさせるのとは違い走行中は少し前から入力が始まります。
フレームのしっかりした車体では分かりづらいかもしれませんがTWのように貧弱な車体に剛性の高い倒立フォークを組むとキャスターを寝かせた方がギャップ吸収がスムーズになるのを感じます。
もっとバネレートを落とせばキャスターが立っていても良く動いてくれるとは思いますがノーズダイブも激しくなりますからね。
車体バランスというものは難しいです。
僕のは夏タイヤと冬タイヤで大きくハンドリングが変わり冬タイヤの方が確実に旋回時の安定感が良いのです。
これを夏タイヤでも同じ、いや上回るフィーリングにするためにはキャスターを寝かす必要があると思った訳です。
突き戻し代はメチャクチャ増えたので衣替えしたら色々と試して良いところを探します。
キャスター角でトレール量も僅かに変わっていくので、やはりトレール量不足はコーナリングには絶対的に悪影響しかないですね。
アンチスクワットも大切。
車体はトータルで考えないと完成しません。
しっかし今回フォークオイルの汚れ方酷かったなぁ…
そろそろ交換しないとですね